羅亜麺王

Singapore

食い飲み道楽記 in Singapore



シンガポールで食べ歩いた食事情報を皆様へ!
この国だけはとにかく食い物屋が多いしレベルも高い。屋台料理が集結したホーカーズから冷房がガンガンに効いた高級料理店まで何処も一食の価値あり。ただ最近(2014年現在)はアベノミクスの影響か円安が進み、イマイチ割安感がないかも・・・。
本当に美味い店では食に没頭して写真を撮り忘れるのが悪い癖。でも頑張って撮ってきました。勿論他にも美味しい店は沢山あります。
※2022年11月:既に閉店したお店をこちらに移動しました→閉店版ページ

★☆★☆★(ちょっと見やすく?)お好きなお店の種類をクリック!☆★☆★☆
※2012/1・・・中華料理のカテゴリーを「高級」「大衆」に分割
※2015/1・・・地元料理のカテゴリーから「チキンライス」を独立
【地元料理】【チキンライス】【シーフード】【高級中華料理】【大衆中華料理】【ホーカーズ】【インド料理】【その他】


★☆★☆★【地元料理】☆★☆★☆

★ヒルマン・レストラン(喜臨門大飯店:Hilman Restaurant)
シンガポール地元民の人気投票でも上位を占める「ペーパーチキン」で有名な中華料理店。昔はMRTアウトラム駅徒歩圏内(CantonmentRoad)にあり雑然としたオープンエア型の店で客が増えると道端に続々とテーブルが増えていったが、今はMRTファラーパーク駅からKitchenerRoadを歩いて右側の場所にこぢんまりと移転。リーズナブルな価格なので観光客のみならず地元民でも賑わっている(でも日本人客が大半を占めるようです)。

「ペーパーチキン(10個入りS$20)」は鶏肉を特殊な油紙で包んで醤油ベースの香辛料で味付けした一品で何とも言えずジューシーで極上の味!2人で10個も食べられる?!と迷いますがペロリと平らげること必至。冷めると鶏皮と紙が離れにくくなるので熱いうちに無言でほおばるべし!

「海老と卵の焼きそば(小S$14)」はオイスターソースなどがベースのソース焼きそば、って感じで細平麺は味の絡みが良くソースをしっかり吸収しており、海老の出汁も感じられや卵の食感もよい。
揚州炒飯
「揚州炒飯(左写真下:小:S$6)」は一見何てことない焼き飯なのだが、お米のパラパラした感じが絶妙で、薄すぎない味付けが程良く食が進む一品。
クレイポットチキン
「鶏肉のクレイポット(小S$14)」はペーパーチキン’同様ジューシーな鶏肉と野菜が煮込まれており、濃いめ味付けのスープに出汁がしみ出ており美味。「中華風焼豚」はいわゆる焼豚ではなく薄い衣を付けて油で揚げたタイプ。ピリッとして酒のつまみに最適。
ボトルの持ち込みはチャージS$10。昔はフリーだったのですが・・・。HPはこちら。
http://www.hillmanrestaurant.com/about_us/about-hillman-japan/
(最終来店日:2015年1月)


★香港ソヤソースチキンライスアンドヌードル(Lian Fan Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice and Noodle)
世界で最も安いミシュラン一つ星レストラン、との売り文句の、元ホーカーズのお店。
AhHois1
基本的に鶏肉のローストがウリでしてそれにご飯とか麺が付いてくる感じ。安いのは嬉しいけど行列がすごすぎる・・・。1時間待ちは必至?

写真は「ローストチキンヌードル(S$4.50)」。鶏肉のジューシー感はお見事!皮と身の食感はなんとも言えず美味。また麺に絡める海老(?)の風味が効いたソースが濃厚で食もビールも進む。
AhHois2
ホーカーズ時代はよく分かりませんが新しい路面店は喫煙不可。
(最終来店日:2016年12月)


★アーホイズキッチン(阿海:AhHoi'sKitchen)
オーチャード・ロード西の外れにある「トレーダーズ・ホテル」4Fのプールサイドにあるシーフード中心のレストラン。ローカルフードとを上品に食べさせる店、といった感じ。エアコンの効いたエリアとプールサイドのオープンエリアを選択できるが、天気が良ければタバコも吸えるオープンエリアがお薦め。
AhHois1
「ブラックペッパークラブ(スリランカ産・S$72、※インドネシア産はS$32)」はスパイシーな黒胡椒ベースのソースに包まれたロッククラブ丸一匹が豪快に出てくる。黒胡椒ベースのソースは絶品!辛すぎず甘すぎず、他の店・料理で味わえない絶妙な味で、身が一杯詰まった爪を豪快に味わいたい。しかし爪以外の身が食べにくいのは難点。

「ロブスタービーフン(S$35)」はロブスターが丸々1匹豪快に入っており、生姜とニンニクの風味が効いた塩ベースのさっぱり味スープの中に太めのビーフンが煮込まれている。南国のスパイシーな味付けに疲れた胃には嬉しい味だが、ロブスターを丸々1匹使わなくても・・・、といった感じ。
AhHois2
「鶏肉のマンゴーソース(写真下)」はほんのり甘みがある爽やかな味わいで酢豚の味付けに近いがこちらの方が数段美味い。マンゴーの風味を嫌味にならない程度に抑えているのが秀逸。「春巻き・ソフトシェルクラブの揚げ物(写真上:S$12)」はソフトシェルクラブの食感が絶妙で美味。味付けは薄目なのでチリソースを少しつけて食べること。でも春巻きは想像通りの味かな。「四川キャベツのスープ」は要はザーツァイ入りのスープ。キッチュな味ですが結構面白い味。
ボトルの持ち込み料はS$25。プールサイドは喫煙可。
(最終来店日:2010年3月)


★ソンファバクテー(Song Fa Bak Kut Teh(松發肉骨茶))
シンガポールで1,2を争うバクテーの名店。MRTクラークキー駅近く、ニューブリッジロード沿いにエアコン付き、エアコンなし、の2店が並んでいる。どちらの店も行列しているが、エアコンなしの店の方が若干空いているかも。
ソンファバクテー・ノーマル
こちらが一般的なバクテー(Pork ribs Soup:S$7.00)。ニンニクと黒胡椒がガンガンに効いており、パンチのある味ながらスイスイいけてしまう。肉はホロホロすぎず適度な身離れの良さで、おかずとして秀逸。ライス(S$0.90)と揚げパンが選べるが、個人的にはライスの方がスープには合うような。
ソンファバクテー・プレミアム
こちらはプレミアムポーク(Premium Loin Ribs:S$11.50)。高いだけあって肉の味が格段上。ボリュームもあるし、お得感があるのでおすすめかも。当たり前だがスープの味は同じで、ホロホロしたニンニクも同じ。とにもかくにも癖になりそうなジャンクな味。自宅で再現してみたくなる方は入り口のキャッシャーでバクテーの素(?)がS$2.00くらいで売っています。
ボトルの持ち込みは不可(「No license!」、と叫ばれます・・・)。
http://www.songfa.com.sg/
(最終来店日:2018年1月)


★アウトラムパークフライドクイッティオミー(OUTRAM PARK FRIED KWAY TEOW MEE)
チャイナタウンのホンリムフードセンター(Hong Lim Food Centre)の2階にあるチャークイッティオというマレー料理の麺を出すお店。朝から行列しているけど回転は速いので是非並んでみてください。

ノーマルなタイプはS$3.00、写真はプラス貝(S$1.00)&卵(S$0.50)でS4.50。

茶色い見た目は食欲をそそられないが、一口食べると濃厚なオイスターソース味と独特のスパイシーな味付けがなんとも言えず箸が止まらない。個人的にアジア圏の平麺はあまり受け付けないが、ここの平麺は適度な硬さの食感で食べ応えがある。具のしじみのような小さな貝は火の入り具合が絶妙(半生?)で美味。写真で美味しさを伝えられないのは残念ですが、一食の価値はあります!
(最終来店日:2016年12月)


★328カトンラクサ(328 Katon Laksa)
カトン地区にあるラクサの名店。ジョー・チアットロードとイーストコーストロードの交差点からシティ方面へ徒歩1分程度。路面に面した、お世辞にも綺麗とは言えない、いかにもアジアの食堂っぽい店。
328カトンラクサ
ラクサはサイズが3種類あり写真は中(S$4.50)。とにかくスープが秀逸!他の店のラクサはココナッツミルクの癖が取れないが、ここのは控えめ。魚介から取った出汁の味が後を引きやみつきになりそう。海老やアサリもふんだんに入っていて、魚介のすり身と思われる蒲鉾のような具材が何とも美味。ただ、麺だけはいただけない。米の麺だと思われるがコシが一切なくポロポロした麺。「麺料理」と思わなければいいのかも。これもラクサの宿命か。
http://328katonglaksa.com.sg/
(最終来店日:2014年5月)


★メルト(Melt)
マンダリン・オリエンタル・シンガポール・ホテル内にあるインターナショナル料理のレストラン、とはいえアジア系の色が強い。

Melt

「海南風チキンライス(S$28)」は値段は高いが恐らく日本国内では食べることができないレベルで質も高い。鶏肉の質も高いしご飯の炊きあがりも絶妙。価格帯が許せば一度お試しを。

Melt

個人的なおすすめは「ナシゴレン(S$24)」で甘辛い味付けのご飯も美味だが、秀逸なのは回りの具材。サテー、鶏肉の唐揚げ、ソフトシェルクラブの唐揚げといったサイドディッシュがとにかくレベルが高く、、インドネシアで食べるより断然美味い。特にサテーのジューシー加減はシンガポールならではの技量かも。まぁ、これも値段なりの対価かもしれませんが。「チキンマサラ(S$28)」は鶏肉がふんだんに入っているインドカレー。あまりスパイスの深みはなく、鶏肉もパサパサした感じで他と比べるとレベルは低いかも。

ちなみにホテルに宿泊した際の朝食を提供している店。ここの朝食メニューは世界一といっても過言ではない。種類が豊富なのは言うまでもなく、どれもレベルが高い!都内のバイキング形式であれば一人4000円は下らないはず。マンダリン・オリエンタル・シンガポール・ホテルに宿泊する際は何はともあれ朝食付きで!
(最終来店日:2010年12月)


★タンジョンパガー福州フィッシュボール(TANJONG PAGAR FUZHOU FISH BALL)
マックスウェル・フード・センター内にある福州風(?)フィッシュボールの店。

フィッシュボール1

似たようなメニューが並ぶが、折角なので具がたくさん乗った「フィッシュボールワンタン麺(S$3.5/4/5)がおすすめ。麺はホウレン草が練り込まれた緑色(普通のエッグヌードルも選択可能)。食感は中華麺でツルシコ感あり。特筆すべきはフィッシュボールで単なる淡泊なつみれ団子かと思いきや中に挽肉ベースの餡が入っており食感・味付けともに抜群。チャーシューは細切れだが味は問題なし。小振りなワンタンの中にもフィッシュボールと同様の餡が入っているが若干ジューシーさが足りない感じ。

フィッシュボール店構え

※店構え
(最終来店日:2009年2月)


コピティアム★コピ・ティアム
シンガポール独自のファーストフードのチェーン店。市内各所に支店があり遅くまで営業しているので便利。基本はご飯物や麺類の店だが「ローストミートの盛り合わせ(写真左)」等つまみ類もある。「グリーンチリ(無料)」は醤油に浸して食べると病み付きになる。ドリンク類もソフトドリンクだけでなく瓶ビールも置いてあるので軽く一杯飲るのもOK。店内でも食べられるが外のテーブルでも食べられるのでタバコを吸いたい人は外でどうぞ。

(最終来店日:1999年9月)


★☆★☆★【チキンライス】☆★☆★☆

★天天海南鶏飯(TIAN TIAN HAINANESE CHIKIN RICE)
天天店構え
マックスウェル・フード・センター内にある海南風チキンライスの名店。まっとうな価格で食べられるチキンライスとしてはシンガポール1の店。人気が過ぎて隣の店にも拡張しています。
天天チキンライス
当然売りは「チキンライス(小S$2.8(大S$3.3))。午前中に「チャッターボックス」のチキンライスを食べた後にここで食べたが、鶏肉のジューシーさが若干欠けるくらいで、値段が一桁違う味の差違に辿り着けなかった。要はS$2.8でこの味が食べられるとは信じられない美味。コストパフォーマンスが指標なら世界一のレベルかも。鶏肉は素材の味が抜けすぎない程度に煮込まれており身も美味いが皮のプルプル感も見事。しっとりと炊きあげたご飯は鶏の味が十分染み出ている。醤油ベースの甘辛いタレは及第点だが、生姜・ニンニクが組み込まれたチリソースは絶品!何とも言えず濃厚な味の中に辛さが包まれており、このチリソースだけで確実に商売になる。昼間は混んでるようだが平日の15時頃だと並ばずに食べられる。
近年、カトン地区(JooChiat Road)など支店展開しているようでHPも開設された模様(http://www.tiantianchickenrice.com/)。
(最終来店日:2010年7月)


★チャターボックス(Chatterbox)
オーチャード通りのマンダリンオーチャードシンガポールホテル(旧・メリタスマンダリンシンガポールホテル)内にあるレストラン。

チャッターボックス

シンガポール料理の中でも気軽に食べられている「海南風チキンライス(S$22)」で有名な店。鶏の出し汁で炊いたご飯に柔らかく煮込まれた鶏肉を乗せて醤油ベースのタレ・ニンニクと生姜が効いたタレ・チリベースのタレの3種のタレをお好みで調整して食べる。とにかく鶏肉の食感が見事、特に皮のプルプル感は絶品。ホテル内ということも手伝ってか確かに他店と比べるとべらぼうに値段は高いのは、ローカル料理をお洒落な洗練されたイメージにアレンジしているところも一因かと。ちなみにマンダリンホテルに宿泊している場合はルームサービスでもオーダー可能(但しS$28とややお高い)。お店の営業時間は24時間ですがチキンライスが食べられる時間帯は11:00〜24:00なのでご注意を(但しルームサービスの場合はもうちょい幅広の時間で食べられました)。

ちなみにチキンライス以外にも「サテー(S$16)などもあり。身がしっかりしていて焼き加減も程よく美味しくいただけます。

(最終来店日:2010年3月)


★逸群鶏飯餐室(Yet Con restaurant)
ラッフルズホテルからブギス方面にちょっと行った先のPurvis Streetにあるチキンライスの店。かなり地味な場所だが地元民で溢れかえっている。

YetCon

鶏肉は皮の脂身が見事なプルプル加減、身も硬すぎずジューシーで美味。ライスも適度な炊き具合でパサパサ感がなく一粒一粒が鶏肉のエキスに包まれており、シンガポールトップレベルと言えるくらいの美味!更に美味しいのがスープで、鶏の出汁がしっかり出ておりほのかなセロリの風味も食欲をそそる。肉・ご飯との相性は抜群で、スープ部門としてもシンガポールトップレベルかも。共通して言えることは、どれもあっさりした味付けなのでいくらでも食べられる感じ。ちなみに卓上の醤油差しはキッコーマンっぽいですが中身は市販の醤油ではなく、醤油ベースのドロッとした甘辛いタイプ。チキンライス以外にもローストポークなどローカル料理が味わえます。

ボトルの持ち込みはOK。基本的に英語は通じない(中国語のみ)っぽいですが英語メニューがあるのでご安心を。
(最終来店日:2015年1月)


★威南記鶏飯餐室(Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice)
NRTノビナ駅からThomson Roadに出たバス停の向かいにある常に賑わっているチキンライスの店。

Wee Nam Kee

チキンライスは鶏肉を蒸したタイプ(写真左上)とローストしたタイプ(写真右上)と揚げたタイプの3種類あり。蒸したタイプは皮の適度な脂身と身の柔らかさが程良くマッチしており飽きが来ない。ローストしたタイプは甘辛な味付けで皮のパリパリした感じが楽しめる。双方共に美味だが骨付きなので注意が必要。ご飯は当然鶏の出し汁で炊かれたタイプで、出汁の風味が詰まっており上品な味わいで、単品で食べても充分美味しく食べられる。チキンライス以外にも肉団子のスープもあるがスープの味自体はチキンライスにサーブされるモノと同じ。繁華街からは離れるけど地元のチキンライスを楽しみたい人にはおすすめです!

半・屋台みたいな感じなのでボトルの持ち込みはOK。
(最終来店日:2006年9月)


★威南記鶏飯餐室マリーナスクエア店(Wee Nam Kee Hainanese Chicken Rice @ Marina Square)
マリーナスクエア4Fのフードコートの一角にあるチキンライスの店。本店は上記↑ノビナにあります。

Wee Nam Kee

チキンは鶏肉を蒸したタイプとローストしたタイプと揚げたタイプの3種類から選択可能。一人で2種類食べたい場合は「クォーターサイズ(S$8.50)」をお試しあれ。蒸したタイプは皮の適度な脂身と身の柔らかさが、ローストしたタイプは皮のパリパリした感じが楽しめるが、共に骨付きなので注意が必要(オーダー時に骨なしをリクエストできるそうな)。ご飯、スープは及第点でしょうか。

ボトルの持ち込みはOK。
(最終来店日:2015年1月)


★文東記(Boon Tong Kee)
恐らくシンガポールで一番有名なチキンライスの店。ここではRiver Valleyの店を紹介。

文東記

店内で食べる「チキンライス(鶏肉S$4.00+ご飯S$0.50)」、鶏肉は柔らかく味付けもしっかりしているが若干脂っこいかも。骨がないのは食べやすくて好感もてます。鶏肉の出汁で炊きあげられたライスは鶏肉に比べてあっさりめでパラパラした食感。

文東記

持ち帰り弁当で冷めるのは仕方ないとしても、家やホテルでこの味が楽しめるのは素晴らしい!調味料がたっぷりついているのもポイントかも。

ボトルの持ち込みはOK。お店のHPを以下に。
http://www.boontongkee.com.sg/
(最終来店日:2006年9月)


★五星海南雛飯粥(FiveStarHainaneseChikenRice)
「文東記」のライバルなのか「文東記」のすぐ近くに店を出しているチキンライス専門店。

五星

持ち帰りの「海南風チキンライス・チキン大盛り(S$5)」だが、ご飯は鶏の出しは効いているけど若干味薄目の感がある。鶏肉は脂身を残して柔らかい食感は嬉しいが、骨が結構付いていて食べづらい。3種のタレはどれもそれなりに美味だが量が少し少ないかも。お店で食べないと何とも言えませんが、持ち帰りでは「文東記」に軍配が上がりますね。

(最終来店日:2006年2月)


★☆★☆★【シーフード】☆★☆★☆

★ノー・サインボード・シーフード(No Signboard Seafood Restaurant)
エスプラネードシアターの1F、海沿いに位置するシーフードレストラン。イーストコースト地区を含めシンガポールに4店舗を構える。このところ素材の価格が高騰しているので、以下の値段は当てにしないでください。
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「ロブスターダブルチーズソース(ローカル産:S$70)」はチーズと言うよりは甘いマヨネーズっぽい風味でねっとりしたソースがよく絡む。身のプリプリ感は素晴らしく、高温で調理しているためか部位によっては殻ごと食べられる。

「ホワイトペッパークラブ(カナダ産ダジネスクラブ:S$120)」は白胡椒とニンニクと塩加減が絶妙でカニが無くても美味しい味付け。昔は事前に食べやすいように殻をカットしてくれていたが、最近は提供時のビジュアル重視なのか殻割り器で自分で割って食べること。カニ肉がたっぷり詰まっており食べ応えあり。豪快に手づかみでかぶりついてほしい一品。

「ホタテの野菜炒め(S$28)」はホタテ・ブロッコリー共に冷凍っぽいので素材の旨味はイマイチですが、あっさりした薄味なので濃い味付けに疲れたときには優しく感じるかも。
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「特製チャーハン(S$16)」はアミが入ったような風味がする濃厚な味のチャーハン。お米はパラパラしており食感は良い。なお具の茹でエビは恐らく米と一緒に炒めずに仕上げに混ぜていると思われる。
室内は禁煙だが外の席は喫煙可能(推測)。酒のボトルの持ち込みは1本あたりS$20。お店のHPを以下に。
http://nosignboardseafood.com/
(最終来店日:2017年1月)


★ジャンボ・シーフード(JUMBO SEAFOOD Restaurant)
イーストコースト地区発祥のシーフードレストラン。市内のみならず上海にも進出している模様。ここではクラークキーのお店をご紹介。
チリクラブ
店の看板料理は「チリクラブ(時価・写真はS$52.20)」。濃厚で甘辛いソースがふんだんに絡まっており、カニの身にたどり着かなくてもお腹一杯になりそう。カニの身は正直食べづらいがフィンガーボールで手を洗いながら。
海老の塩玉子炒め
「ホワイトペッパークラブ(スリランカ産:S$52)」は白胡椒とニンニクと塩加減が絶妙でカニが無くても美味しい風味。殻は事前に食べやすいようにカットしてくれているので殆どの身は自分で割らなくても食べられる。カニ肉がたっぷり詰まっており食べ応えあり。豪快に手づかみでかぶりついてほしい一品。
http://www.jumboseafood.com.sg/
(最終来店日:2014年5月)


★ラッキービュー・シーフード
イーストコースト地区・UDMC内にあるシーフードレストラン。かなり空港に近い一角にあり8軒程のレストランがひしめく中の1軒。

蟹の爪

ここの「ブラックペッパー・クラブ」はシンガポール1と言われる一品!とにかくスリランカ産ロッククラブの爪の大きさを見てください。手を真っ黒にしてとにかく一度は挑戦すること。

エビボイル&鶏炒め

「エビの姿ボイル(写真上)」も値段が安くてもの凄い量!エビの甘みが満喫できる一品。「鶏のスパイシー炒め(写真下)」は唐辛子・ニンニク等の香辛料で濃いめに味付けされており酒のつまみにOK。全体的に値段が抑え目なのも嬉しい。

酒のボトルの持ち込みもOK。
(最終来店日:1999年1月)


★ゴールデンラグーン・シーフード
こちらもイーストコースト地区・UDMC内にあるシーフードレストラン。週末ともなると1F・2Fの席が地元民であふれている。

ブラックペッパークラブ

「ブラックペッパー・クラブ(S$55)」はスパイシーな風味がたまらなく美味く病み付きになる。

エビボイル&鹿肉炒め

「エビの姿ボイル(写真上:S$36)」はエビの甘みが満喫できる一品。「鹿肉の炒め(写真下:S$14)」は各種の香辛料で濃いめに味付けされており臭みはなく牛肉に近い味わいでなかなか美味。何はともあれ値段が安い!たらふく食べて一人2000円程度と激安!

酒のボトルの持ち込みもOK。
(最終来店日:2000年2月)


★☆★☆★【高級中華料理】☆★☆★☆

★サマー・パビリオン(夏苑:Summer Pavilion)
マリーナ地区の「リッツカールトンホテル」内にある高級中華料理の店。ディナーコースは一人S$72〜。広東料理と謳っているが創作意欲が高く、和食に通じるメニューも幾つかあり、非常に日本人好みの味になっているような。
shangpalace1
前菜の「カナディアンクラムのジャパニーズソース(写真左)」は要はホッキ貝の刺身を大根の千切りを赤紫蘇に和えたようなモノと一緒に食す。一切中華料理の要素はありませんね(笑)。「スペアリブの蜂蜜ソース(写真右)」は柔らかな衣の中に豚肉の食感が十分に楽しめるよう秀逸な火加減が感じられる。前菜と馬鹿にするなかれ。

「燕の巣と蟹肉と筍のスープ(Braised Bird’s Nest Soup with Crabmeat and Bamboo Piths)」は文字通りの食材がふんだんに入っており、濃厚な味わいで贅沢な気分が楽しめる。但し燕の巣はご愛敬程度、代わりに蟹肉は程よく味わえるので値段相応ってところでしょうか。

絶品なのが「スズキの蒸し物・刻み干しエビ&ニンニクソース添え(Steamed Sea Perch with Minced Shrimps and Garlic)」は、先ず白身魚の蒸し加減、身のプリプリ感が絶品!こりゃあジャンル関係なく秀逸な蒸し方。干しエビとニンニクのソースも見事。これは中華の成せる技ですね。上に乗ったパクチーは好きずき、ということで・・・。

「エビのソテー・生姜&ネギ風味(写真左)」は日本人なら想像できる範囲の品。オイスターソースのねっとりした感覚と生姜・長ネギのサッパリ感がマッチした一品。「海鮮風味・鶏肉入り焼きそば(写真右)はモチモチした麺と甘辛いソースでジャンクっぽい感じでくどいかも。デザートはチョイス可能で「楊枝甘露」、いわゆるマンゴーソースにタピオカやらグレープフルーツやらサゴ椰子が入った一品をいただきました。
いやはや、総論としてとても秀逸な品々に出会えました。ベースの金額が高いとはいえ、値段以上の価値がありますね。
ボトルの持ち込みは不明(恐らくチャージ要でしょう)、禁煙。

(最終来店日:2011年8月)


★チェリー・ガーデン(桜桃園:Cherry Garden)
マリーナ地区の「マンダリンオリエンタルシンガポールホテル」内にある高級中華料理の店。アラカルトやコース料理も楽しめますが、週末に訪れるならランチタイムの飲茶食べ放題(S$68)を是非!もしお酒OKであればシャンパーニュ飲み放題も!ルイナール・ブリュット(Ruinart Brut)、ルイナール・ブラン・ド・ブラン(Ruinart Blanc de Blanc)、ドンペリなどお値段に応じて飲み放題も選択可能です。肝心の飲茶ですが「これでもか!」というくらい一方的(笑)にサーブされます。食べられなくなるので欲しいものは先にオーダーしましょう。ちなみにS$68のコースはスープ・前菜・メイン料理・デザートは各1品のみ、シャンパーニュ飲み放題コースはこちらも食べ放題になるようです。
桜桃園・点心
「小龍包(写真左)」はオーソドックスな味で肉汁がジューシーで皮の厚みもほどよい。「フカヒレ餃子(写真右)」は蒸し上げたフカヒレと貝柱、エビといった具材が盛り込まれた蒸し餃子で普通に美味い。良いのだろうか、これだけのレベルの点心を食べ放題なんて・・・。

いわゆる「エビマヨ」ですね。甘めのソースと上に乗った「とびこ」の相性がよい。日本でもウケそうな味。


「大根餅の炒め(写真奥)」は見た目より優しい味で大根のジアスターゼが胃に優しいかも。写真手前の点心はキノコと野菜が中心で色合いも食感も見事。いちいちコメントしませんが他の点心もレベル高い。


「バーベキュープラッター(小:S$34)」は子豚の揚げ焼き(Suckling Pig)、豚肉のロースト、鶏肉のロースト、の3点盛り。高級店らしく上品な味で美味しいけど、若干ジューシーさには欠けるような。

「伊府麺(小:S$22)」は平麺の焼きそば。具は少ないですがサクサク食べられる。醤油系・オイスターソース系の味付けも日本人向きです。「細切り豚肉と皮蛋(ピータン)のお粥は優しく上品な味。点心の後でもイケちゃいます。デザートの「楊枝甘露」はクリーム状にしたマンゴーをライムシャーベットに乗せた一品。ドライアイスの演出が鈴繁です。

こちらは平日ランチメニュー。左写真は「Symphony of Cherry Garden’s dim sum trilogy(S$9)」で点心の3点盛り。ピンク色が牛肉で作った小籠包、黄色が豚肉焼売、緑が海老と野菜がベースの蒸し餃子。一見、他の店でも食べられそうだがどれも手が込んでいて絶妙に美味。 右写真は「Crispy wasabi-aioli prawns with fresh mango and tobiko(小S$22)」。日本風にいうと海老のわさびマヨネーズって感じでしょうか。海老のプリプリ感がよく、わさびマヨとマンゴーの甘み、とびこのプチプチ感が相まって何とも言えず美味。
ボトルの持ち込みは不明(恐らくチャージ要でしょう)、禁煙。
(最終来店日:2017年1月)


★レイ・ガーデン(利苑酒家:LeiGarden)
シンガポールに2店舗ある超人気店で予約無しではまず入れない。オーチャード通り沿いのオーチャードショッピングセンター内3Fにある店もよいが、チャイムスにある店の方が断然雰囲気はよい。

レイガーデン・北京ダック

名物は「北京ダッグ(半身・S$36)」。とってもジューシーに焼き上げられており、鴨肉の皮はパリパリの食感が楽しめる。右写真のようにお店側で丁寧に包んでくれ、包む皮は粉っぽくなく卵を多く使用したクレープ生地のようで、鴨皮・タレとの相性が抜群!残りの鴨肉もパサパサしておらずジューシーな一品。但し予約必須なので注意。

残った鴨肉をどうするか?「ひき肉にしてレタス包み」「焼きそば」など選択肢がありますが、最近の一押しはチャーハン(プラスS$18.00)!鴨肉に加えて卵、ネギ、きゅうりといったシンプルな具材が入っているのみですが、鴨肉はパサパサせず、お米はパラパラ、絶妙な出来上がり具合は至極の味わいです。

もう一つ有名なのが「冬瓜のスープ(S$25)」で冬瓜をくり抜いた中に(恐らく金華)ハム、鶏肉、帆立、エビ等海鮮類から香味野菜まで、豊富な具材から味わいは深みがあるがあっさりした何となく懐かしい味のスープが入っており、優しい気持ちになれる。スープの味が十分に染みこんだ回りの冬瓜の実をくり抜きながら食べるのがベター。こちらも予約必須。何故なら冬瓜を蒸し上げるのに5〜6時間かかるから。

「冰焼三層肉(子豚の焼き物(Suckling Pig)・S$18.80)」は皮ごと焼き上げた子豚の身が何とも言えずジューシー。皮のパリッとした感じが楽しめる。カラシのようなソースとの相性もよい。 「ローストダッグ」は北京ダッグの代わりとしては物足りないがソースの味はクセになる味でパリッとした皮の食感も美味。「豚肉の唐揚げ・塩胡椒味」はカラッと揚がった衣の中に豚肉の肉汁が閉じこめられておりビールのお供といった感じ。「骨付きラム肉のソテー」はラム肉のジューシーさをしっかり閉じこめておりXO醤のような味付けも良いが若干ラム肉特有の臭みも残る。デザートの「マンゴープリン」はプルプルした食感で若干甘めの味付け。果肉も少し入っており満腹になる前に是非。

オーチャード支店にはテラス席がありそこは喫煙可。しかし雨が降るとテラス席はクローズ。ボトルの持ち込みはS$15のチャージが必要(しかし取られないこともあるので自ら主張しないこと・・・)。
(最終来店日:2018年1月)


★インペリアル・トレジャー・スーパー・北京ダック(御寶至尊焼鴨店:Imperial Treasure Super Peking Duck)
オーチャードロードのパラゴン内にある北京ダックがウリの店。2017年1月時点で拙者が食した中ではシンガポール一と思われるほど美味。

Imperial Treasure Super Peking Duck

「北京ダック」は残念ながらハーフサイズはなく1羽からしかオーダーできないがS$88、と高級店に比べればリーズナブルなので思い切って是非オーダーを!逆に言うとここに来て北京ダックを食べなきゃ来た意味がありませんので・・・。

Imperial Treasure Super Peking Duck

最初にサーブされるのが写真左の皮のみを薄く削ったタイプで白砂糖(グラニュー糖)だけを付けて食すのですが、これが何とも言えず美味!余計な脂分が落ちたパリパリの皮に詰まった旨味と砂糖のハーモニーが見事。ローストにライチの木を使っているらしく何とも言えない甘い香りが優雅な気持ちにさせてくれます。次にサーブされるのが写真右の皮に少し身が付いている部分と結構身が付いている部分が入り交じっており、こちらはセイロに入った小麦粉ベースの薄皮に包んで食べる。こちらは一般的な食べ方ですが相変わらず香ばしい皮の風味が嬉しい一品。

Imperial Treasure Super Peking Duck

残りの身はプラスS$15で調理してもらえます。こちらはチャーハン。ご飯はパラパラでダックの身と卵・アスパラの風合いがよい。

Imperial Treasure Super Peking Duck

こちらは焼きそば。日本で食べる焼きそばに近い質の麺(太さは若干太め)は程よい硬さでソースの絡みもよく、鴨の身もしっとりしていておすすめです。まさに北京ダックのフルコースといったところ。北京ダック以外にも「鶏肉の紹興酒漬け(S$8)」や「ピータンの酢漬け生姜添え(S$4)」といった口直し(?)の一品も充実しており、いやはや、恐るべき実力の店かと。

「インペリアル」「トレジャー」「スーパー」・・・、必要以上に上昇志向を煽る怪しい店名だが実力者といった印象。ちなみに「インペリアル・トレジャーグループ」は「クリスタルジェイドグループ」のライバルとか。
ボトルの持ち込みは恐らくチャージが必要と思われます。
(最終来店日:2017年1月)


★インペリアル・トレジャー・ファイン・チャイニーズ・キュイジーヌ(Imperial Treasure Fine Chinese Cuisine)
マリーナベイサンズ内にある高級中華料理の店。豪華なマリーナ地区の中でも最大のエンターテインメントエリアでカジノも近いので相当賑わっています。

Imperial Treasure Fine Chinese Cuisine

「バーベキューポーク(S$20)」はいわゆる焼き豚でやや甘めの味付けだが肉汁が非常にジューシーで美味。酒の肴にも最適です。

Imperial Treasure Fine Chinese Cuisine

「シンガポール風焼きビーフン(S$20)」は海鮮の具材を中心としたオーソドックスな焼きビーフン。表現しづらいですが、普通に美味しいです。脂っこくなくパラパラしていて日本人向けな気がします。

「インペリアル」「トレジャー」「ファイン」・・・、必要以上に上昇志向を煽る怪しい店名だが実力者といった印象。「インペリアル・トレジャーグループ」恐るべし。
ボトルの持ち込みは恐らくチャージが必要と思われます。
(最終来店日:2018年1月)


★マイ・ハンブル・ハウス(寒舎:My Humble House)
エスプラネード2階にある高級感あふれるシックな装いの創作中華料理の店。今や東京にも進出するほど勢いのある「同楽(TungLok)」グループ系列であり、当店は中でも高級の部類に属するのかドレスコードもしっかりしているのでご注意。

レイガーデン・北京ダック
看板メニューの一つ「The Golden Leaves Fall in Autamn(S$32)」。名前だけじゃ何のことか分かりませんが、解説によると「Tiger Kingu Prawn Duo Way:Crispy with Roselle and Steamed with Garlic」とあり、有頭エビの頭の部分を素揚げして甘めのチリソースのようなソースに絡めたもの(写真左)と、尻尾の部分をニンニクと生姜のみじん切りと一緒に蒸し上げたもの(写真右)。各々の味自体はさほど珍しくないが、逆にノーマルな味付けを上品に仕上げている印象。


左が店のウリでもある「エビ餃子(S$4.50)」で、定番ながらエビのプリプリ感が見事でこれまた上品な一品。右は「豚スペアリブの黒豆蒸し(S$4.50)」で、他の店に比べると豚肉と骨の身離れがよく脂身の質も良さそうが気。逆に言えば他は大差ない感想。


左は「帆立の揚げ物(S$5)」、右は「焼き餃子(S$3.60)」、焼いた際の羽が綺麗ですね。右のソースは醤油とはちょっと違い酢が効いた独特な味。

日本ではあまり目にしないシャンパーニュ「Duval Leroy」など、ワインリストも豊富(勿論それなりに高いが)。折角なので窓際の席を予約して豪華な食事を楽しんでは如何でしょうか。

(最終来店日:2012年1月)


★ワン・オン・ザ・バンド(外灘一号:One on the bund)
マーライオンからほど近いクリフォード桟橋を改装して建てた「フラトンベイホテル」の1階にあるモダンチャイニーズ、って感じの創作中華料理の店。湾沿いの席は風が通ると涼しい。

北京ダック
看板メニューは「北京ダック(S$108)」。りんごの木で燻しているのでほんのり甘い香りがするのが特徴。店内ごとよい香りが漂っている。もちろんダックの味も抜群で程良い脂身がしっとり&パリッと感じ取れる。ただ、焼き上げるのに時間がかかるので予約時など事前にオーダーしておくこと。


当然、アヒルの身もサーブしてくれます。時間がなかったのでそのまま食べましたが、料理してくれることも可能だと思います(たぶん)。


ランチ訪問だったので点心もありました。左は定番の「蒸しスペアリブ(S$6)」。醤油とトーチの味付けで豚肉の脂が抜けてあっさりと食べられる。右は「ロブスター餃子(S$8)」、こっちは無駄に高いだけだったような・・・。「グリーンアスパラガス(S$22)」はかなり細身のアスパラガスを茹でて白ごまをまぶした和風のような料理。想像通りの味で素材の味が楽しめ美味しいけど値段相応かと言われると・・・。

ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2012年1月)


★四川豆花飯荘(Si Chuan Dou Hua Restaurant)
シンガポールのみならず東京駅前の新丸ビルにも進出している四川料理の店。特にここで紹介するUOBプラザの60階にある本店は高層ビルからの景色も楽しめ、辛いモノ好きなら是非一度!

四川豆花

「麻婆豆腐(小・S$18)」は見た目は普通の麻婆豆腐だが、食べているうちに突然口中が変化!喉にしみいる辛さが堪らない。昔食べたときは辛さの中にも旨味があり、豆腐の甘味とも融和していたが、最近食べた感想は辛さが立ちすぎてイマイチかも。

四川豆花

最近の一押しは「重慶よだれ鶏(小・S$16)」で鶏肉が程よくジューシーに茹で上がっており食感が抜群な上に、上にかかった深みのある辛さと甜麺醤のような甘さとコクがあるタレの相性が絶妙。酒のつまみにも最適!是非ご賞味ください。

四川豆花

以前からの一押しなのが「棒々鶏(小・S$14)」だが最近見かけない気が。上記のよだれ鶏が後継者なのでしょうか?。ここの「四川担々麺(S$8)」は正直美味しくないので避けた方がベター、がっかりします。「酸辣炒手(S$5)」は肉ワンタンの味はともかく、周りのタレというかスープが淡泊でいまいち。「四川酸辣湯」は程良い酸味と辛みがマッチした一品。

昔は八宝茶のお湯を足してくれるアクロバティックなサービス(茶芸)とか面白かったのですが最近は見かけない。オーナーが変わったのでしょうか?ボトルの持ち込みはS$25のチャージが必要。結構高いかも・・・。
(最終来店日:2017年12月)


★マンフーユアン(満福苑:Man Fu Yuan)
ブギスのインターコンチネンタルホテル内にある広東料理店。ランチタイムは飲茶が楽しめる。

ManFuYuan

「揚げエビワンタン」はプリプリのエビの食感と揚げワンタンのサクサクした食感のコンビネーションが楽しめる一品。

ManFuYuan

「湯葉包み揚げ」は挽肉や刻んだ野菜を湯葉で包んで揚げたもので、周りのサクッとした感じと湯葉のしっとりした食感が同時に味わえる。

ManFuYuan

「挽肉と胡麻のパン乗せ揚げ」はパンの上に挽肉と胡麻をまぶして揚げた一品。タイ料理に近い食べ物がありますが胡麻の風味が特有で、ビールの当てに最適です。

ManFuYuan

「広東焼きそば」はこってりしたソースと焼きうどんののような太めの麺がマッチしており、具だくさんなのも嬉しい一品。〆の料理でしたが美味しく味わえました。なお揚げ物の写真が多くなりましたが、蒸し餃子・焼売といった蒸し物もあり。

ボトルの持ち込みは不明。ワインの品揃えは豊富。
(最終来店日:2010年3月)


★ガーデンシーフード(良園海鮮:GadenSeafood)
グッドウッドパークホテル併設のレストラン。シーフードというものの昼間は飲茶がメイン。

GardenSeafood1

「蒸し鶏の紹興酒和え(写真左:S$6)」はクセのないあっさりした味付けの中に唐辛子のピリッとしたアクセントが味わえる。飲茶とはいえお酒のつまみに最適です。「チャーシューのパイ包み(写真右:S$3.20)」は甘辛く味付けされたチャーシューを上等なパイ生地で包んだ一品でパイのサクサク感とチャーシューの濃い味付けが何とも面白い。

GardenSeafood2

「シュウマイ(写真左:S$3.20)」はエビのプリプリとした食感が味わえ、身も詰まっているのでお得感あり。「焼き餃子(写真右:S$3.20)」は「焼き」というより「揚げ」に近く、油っぽいのでいまいち。

ボトルの持ち込みはS$75ととてつもなく高い。持ち込むのは諦めるべきだと思います・・・。プールサイドのテラス席は喫煙可。
(最終来店日:2003年9月)


★パインコート(青松廰:PineCourt)
オーチャード・ロードの真ん中「マンダリンオーチャードシンガポールホテル(旧・メリタスマンダリンシンガポールホテル)」内にある高級中華料理の店。

パインコート・北京ダッグ

なんと言ってもここの名物は「北京ダッグ(S$68)」。普通はセルフサービスで包んで食すがこの店は一つ一つ店員が包んでサーブしてくれる。鴨の上品な脂とタレがマッチして何ともいえず美味い。残った身は挽肉にして甘辛く炒めてレタスに包んで食す。とにかくここに来たら必ず食べること!

パインコート・フライ2種

「蛙のフライ(写真左:1個S$8)」は蛙の肉を平たく延ばされているので食べやすく非常に柔らかい一品。「車エビのフライ(写真右:1個S$8)」も蛙同様平たく延ばされており上品な味付けが美味。

ボトルの持ち込みは有料(一人S$50!)。
(最終来店日:2000年2月)


★シャンパレス(香宮:ShangPalace)
オーチャード・ロードから少し離れた「シャングリラ・ホテル」内にある高級中華料理の店。夜は値が張るので飲茶が満喫できる昼間がお薦め。

shangpalace

「ダックと野菜の炒め・バンズ添え(S$22)」は飲茶にしては高価だが味は抜群!ダックの味がしみ出たソースとバンズの食感が特に秀逸。

shangpalace

「ミックス・ライスロール(S$5)」は米で作られた皮で刻み焼豚や帆立が包まれており、嫌味のないソースと絡めると何とも言えず美味い。

shangpalace

「焼豚のパイ包み(S$4)」は甘辛く味付けられた焼豚がパイで包まれておりスナック感覚で楽しめる。

shangpalace

「小籠包み(S$4.20)」はふんだんに肉が使われておりスープは少な目で焼売に近い食感。広東風チャーハン(小・S$20)は日本で食べるチャーハンに比べてやや水っぽいが具から出た味が絡んで美味。

ボトルの持ち込みは自由だが禁煙。
(最終来店日:1999年1月)


★ファティン(華庁:HuaTing)
オーチャードホテル2Fにある中華料理店。有名ホテルに入っているので常時混雑している。北京ダック等代表的な中華料理は大抵揃う。

今回は中国正月特別メニューから紹介します。「フカヒレと干し帆立のスープ」はベビーシャークフィンと呼ばれる小さなフカヒレの姿煮が入っていて食感は抜群!干し帆立から出る出汁もスープの味を引き立てている。

「中華ソーセージ入り五目おこわ(右写真)」は香ばしいソーセージの風味と椎茸等の具が相まってなかなか美味い。ちなみにこの2人用コースは他に「サーモンの刺身入り中国正月祝いサラダ(?)」「貝とアスパラガスの炒め」「蓮の実入りお汁粉風?デザート」がついてS$128。なおボトルは持ち込み可能。

(最終来店日:2000年2月)


★☆★☆★【大衆中華料理】☆★☆★☆

★アジア・グランド・レストラン(亜州金閣:ASIA GRAND RESTAURANT)
ノースブリッジロード沿い、ラッフルズシティからほど近いオデオンタワーの1Fにあるローカルで賑わう中華料理店。(恐らく)下記↓にある「ツイハンビレッジ」が移転してできた店の模様。かなり混み合っているので予約した方が無難。ローカルで賑わうだけあって価格は控えめなのが嬉しい。

「北京ダック」は香ばしく焼き上げた鴨肉をクレープ状の生地で包んだ一品で食べやすく、大衆的な割には気が利いている。勿論、味も値段を上回る高級店に引けと取らないレベル。

「エビのカレー風味唐揚げ」は卵多めの衣で揚げられたエビを香ばしいカレー風味のソースに絡めており、中華の概念から若干離れるものの美味しく味わえる。名物(?)の焼きそばもしっとりと焼き上げられており是非試してほしい。

ボトルは持ち込み可。
(最終来店日:2010年7月)


★上海浦東小館(Pu Dong Kitchen)
ニュートン駅から徒歩5分弱、ブキ・ティマ・ロード沿いの「Balmoral Plaza」の地下1階にある大衆中華料理屋。極めてローカル色が強いのに、何故か日本人客が多い。
焼き小籠包
ウリは土日限定の「焼き小籠包」!ふっくら焼き上げた丸々とした小籠包で、中身に普通の小籠包では想像できないくらいの大量の肉汁が包まれており、かなりジューシーな味わい。しっかり味が付いているのでそのままで充分美味。くれぐれも「土日限定」なのでご注意を!
焼き餃子
こちらは「焼き餃子」。一見、皮が厚い普通の焼き餃子に見えるが、こちらも大量の肉汁が詰まっており、焼き餃子の概念が覆される。具材もしっかり詰まっているので食べ応えあり。もし平日に来た場合は、焼き小籠包の代替に如何でしょうか?
皮蛋豆腐・ナスの辛子炒め
「皮蛋豆腐(左写真)」はツルツル・プルプルした豆腐にたっぷりの皮蛋(ピータン)が乗っていて、醤油ベースのタレと絡めて食べる。欲を言えば刻んだザーサイも和えてくれると最高かも。「ナスの辛子炒め(右写真)」は麻婆茄子とはちょっと違って、辛さよりも甘さとコク、豆板醤よりも甜麺醤が強めな印象。どちらもお酒のつまみに最高です。
観光地からは離れていますが、中心地からさほど遠くはないので機会があれば是非。
ボトルの持ち込みはOK。
(最終来店日:2014年5月)


★クリスタルジェイドパレス(翡翠皇宮酒家:CrystalJadePalace)
高島屋SC(ニーアンシティ)の4Fにある地元民に人気の中華料理店で↓のクリスタルジェイドキッチンの高級(?)版。
CrystalJade1
「バーベキュー三種盛り(写真上:S$20)」は皮付き豚肉(Suckling Pig)・豚肉肩ロース・鶏肉のロースト。皮付き豚肉はカリカリの皮と脂身のアンバランスが面白く香ばしさが美味。豚肉肩ロースと鶏肉はジューシーで味付けもしっかりしており酒の肴にもおかずにも最適。「海老のマヨネーズ炒め(写真下:S$28)」はいわゆるエビマヨですが、大振りの海老でプリプリ感が見事。万国共通で愛される味ですね。

CrystalJade2
「福建チャーハン(S$26)」はいわゆるあんかけチャーハンで具だくさん、しかも高級な具材が多くでボリューム満点。〆の一品にしては迫力ありすぎ、早めにオーダーしたいですね。
CrystalJade2
「ブロッコリーと蟹肉の炒め(S$20)」は茹でブロッコリーにカニ肉入りのとろみがあるあんかけがかけられた一品で、特筆すべき点はない想像通りの味。「汁なし伊府麻婆麺(S$15)」は何しろ麺が×でツルシコ感は一切無く、伸びきっている、というかこれが伊府麺?!あんかけ風の麻婆豆腐は辛さが殆どない甘めのタイプでいまいち。
ボトルの持ち込みはOK。
(最終来店日:2011年1月)


CrystalJade1CrystalJade2★クリスタルジェイドキッチン(翡翠小厨:CrystalJadeKitchen)
高島屋SC(ニーアンシティ)やイセタン・スコッツ内に入っている大衆中華料理の店。地元民でかなり混雑しておりシンガポールらしい(?!)サービスを受けることが出来る。「チャーシューメン(左写真:S$5.50)」はスープは出汁の風味はいまいちで脂分はあるが味付けは薄い。中細縮れ麺はほぐれておらず且つ麺が長いので食べづらいしスープの絡みもいまいち。赤い縁取りのチャーシューは絶品!脂身程良く柔らかく味付けもしっかりしている。量も多いので十分楽しめる。スープ無し(Dry)のタイプはS$1安いのでそちらの方がベターかも。「鴨肉のロースト(右写真:S$9.50)」はチャーシューとは違いあまり味は感じられない。身がパサパサしておりジューシーさはない。チャーシューの出来がよいだけにちょっと残念。
ボトルの持ち込みは不明。禁煙(イセタン・スコッツ店)。

(最終来店日:2003年9月)


★チンホア(京華小吃:QunZhongEatingHouse)
チャイナタウンからちょっと離れたエリアにある小さな中華料理屋。日本の焼き餃子に近い「鍋貼」を始めとした点心物が食べられる。

京華小吃

「三鮮鍋貼(S$8/10pc)」はいわゆる焼き餃子で海鮮・豚を中心とした具が詰まっており、具がジューシーで塩味が効いているので何も付けずに食べても美味。

京華小吃

「三鮮餃子(S$8/10pc)」は茹で餃子でクセのない具材が食べやすく、皮が厚めなのでボリュームがあり食べ応えがある。

京華小吃

「小龍湯包(S$7/7pc)」は見た目通り小龍包でして、餃子の具に比べると豚肉の比率が高いのか更にジューシーな食感。皮が薄いので破らず慎重に食べること。

京華小吃

「豚肉ザーサイ入り麺(S$5)」は激不味なので注文しないこと。麺はどう考えても餃子の皮と同じ材料のような・・・。

ボトルの持ち込み不可・・・。行列している人気店なので長居されたくないんでしょう。
(最終更新日:2010年3月)


★プー・ティエン(■田:Pu Tien)
シンガポールに何店舗かある福建省由来の■田料理の店(■は甫の上にくさかんむり)。ここではマリーナ・スクエアにあるお店をご紹介。比較的あっさりした味付けの料理が多く、好みは分かれるかも。

「九転小腸(S$13.90)」は豚の小腸を柔らかく煮込んだ一品。日本で食べるもつ煮込みよりクセがなく、程よいコリコリ感も楽しめる。お酒のおつまみって感じですね。

「■田ローミー(S$7.90)」は米粉ベースの中太麺をしっかりした塩味のスープと各種海鮮の具材と煮込んだ一品。スープの味はよいものの、日本人の感覚では麺が伸びているようにも感じられる。「ライチ入り酢豚(S$11.90)」は揚げた豚肉を通常のパイナップルの代わりにライチを使った一品。これも好みは分かれるところか。「ほうれん草とピータンの煮込み(S$12.90)」はほうれん草をピータンの塩味とニンニクの風味が包んでおり、濃い味付けはつまみにもよし。
ボトルの持ち込み可。お店のHPがあるようなので以下に。
http://www.putien.com/
(最終更新日:2011年8月)


★マウス(地茂館:MOUTH Rst)
元々はチャイナタウンポイント2Fにあった大衆中華料理レストランで、深夜4時まで営業していたので遅い時間に到着しても食にありつけるのが嬉しかったのですが、度重なる再開発で消滅したかと思いきや、マリーナスクエアで発見したのでここに掲載。

mouth

「鶏肉の玉ねぎソース和え(S$15.00)」は鶏肉を野菜と一緒に漬け込んで蒸し上げた一品。棒々鶏の亜流でしょうか。

mouth

「スペアリブとニンニクの蒸し物(S$4.90)」は点心定番の細かくしたスペアリブをニンニクソースと一緒に蒸し上げた一品。これはおかずにもなるし、酒のつまみにもなるし安定感があるので是非。

mouth

「チャーシューワンタン麺(S$9.80)」はアジア圏で食べる麺料理としては及第点。麺とスープは特筆すべき点はないものの、チャーシューは香ばしく味付けもしっかりしている。ワンタンも身がしっかr詰まっていて美味。

ということで、本店の行方が気になります。ボトルの持ち込みはフリー!
(最終更新日:2017年1月)


★☆★☆★【ホーカーズ】☆★☆★☆

ラウパサ3ラウパサ2★ラウパサ・フェスティバル・マーケット
シンガポールで今一番流行っているホーカーズ。八方型のテント型の中には100店を超える屋台が軒を連ねており、とても清潔に管理されているのは「管理社会・シンガポール」の典型か?席は自由に座ればよい。後は自由に屋台巡りをして気に入った料理を自由にチョイス。1品はS$2〜5とリーズナブルなので沢山選べるのが嬉しい。「ローストダック入りヌードル(右写真)」は卵と鹹水入り麺を使っておりコシがある。ラーメンと言うよりはつけ麺風。チャーシュー代わりのローストダックはなかなか美味い味付け。別皿のスープは雲呑(ワンタン)入り。何とこれでS$3.5!「サテー(左写真上)」はビーフ・チキン・マトンにちょっと甘めの濃厚なタレが絡み香ばしく美味。「鉄鍋餃子(左写真下)」は肉が一杯詰まった焼売って感じで想像しているモノとは違う。他にもマレー料理の麺料理「ラクサ」や中華風のシーフード料理からデザート専門店までとにかく沢山あります。ビールは中で売っているがボトルを持ち込んで氷と水を買って飲んでもOK。なお屋根付きですがエアコンは無いので早い時間に行くと暑いかも。昼から深夜まで開いているのでお腹が空いたらいつでも直行可能!くれぐれも食べ過ぎには注意!

(最終来店日:1999年9月)


newton2newton1★ニュートン・サーカス
昔は観光客から地元客までシンガポール1流行っていたホーカーズだが、残念ながら今は縮小傾向にある。確かに観光客ずれした感があり、初めて行った人は少々うっとうしいかも。
ここは店にはいるとすぐに呼び込み?店員が寄ってきて席を案内するが、彼らの店で注文せざるを得なくなるのでなるべく避けたい。ロブスターやチリクラブ等高い料理は避けて「牡蠣の玉子焼き(左写真・左上)」「サテー(左写真・右上)」を食べたい。「蛙の足の唐揚げ(左写真・下)」は昔(といっても10年前)は美味かったが、今は単に高いだけ。「福建麺(左写真)」はあっさり味で具が一杯。ボトルの持ち込みは当然OK。ライチの実が「これでもか!」と入ったライチジュースは果物好きには忘れられない味とか。料金は1品S$5〜10と他のホーカーズに比べると高め。

(最終来店日:1998年1月)


★マリーナ・ベイ・サンズ地下階のホーカーズ
マリーナ・ベイ・サンズの地下階にある「シンガポール一高い」と揶揄されるホーカーズ。ホテルやショッピングモールには中途半端な高級レストランしかないし、徒歩圏内では他の店までたどり着けないので、ホーカーズが無難かも。何故かアイススケートリングが併設されていたりと不思議なシチュエーションですが子どもは喜ぶかも。

Rasapura

「クレイポットライス(S$7)」は中華ソーセージや骨付き鶏肉などオーソドックスな具材が中心で甘辛い味付け。まぁ、想像の範囲内ですがシンガポール初心者にはよいのかも。

Rasapura

「スープ入り雲呑(S$6)」は薄味のスープの中に12個の雲呑が入っており、スープの味はともかく雲呑は味わい深い。酒のつまみならスープ無し(ドライ)の方がおすすめ。「北京ダッグ風ロースト(4個・:S$7)なんてモノを出す店もあり。確かに高いけど綺麗で整ってます。

(最終来店日:2011年1月)


★マックスウェル・フードセンター
古くからある中華系のホーカーズで洗練されてはいないが地元っぽさはピカイチ。朝から営業しているので朝飯がてらに立ち寄るのもいいかも。

マックスウェル

「叉焼雲呑麺(S$4.50)」は味付け薄目のスープに辛味噌・グリーンチリを混ぜながら食べる。チャーシューは香ばしくて美味いがその他は平凡な味といったところ。

マックスウェル

「水餃子入り麺(S$3)」は薄味で鶏ガラの出汁が効いたスープに肉が一杯に詰まったプリプリの餃子が沢山入ってこの値段!朝飯には豪華すぎるかも?

(最終来店日:2000年2月)


cp_fj1★「チャイナタウンポイント」のホーカーズ
チャイナタウンポイントの地下にあるホーカーズ。「フードジャンクション」なる看板があるが店名でしょうか?買い物客で賑わっており場所柄中国系住民ばかり左写真は「海南風チキンライス(S$2.80)」。鶏肉は柔らかいのだが骨が付いているので食べづらい。また特別なソースは付いていないので醤油とスープを混ぜて調合する必要がある。まあ値段が安いんだし仕方ないかな。建物内の店なので当然禁煙。

(最終来店日:2000年11月)


yangtze1★ヤンツェ(YANGTZE)
MRTアウトラムパーク駅からチャイナタウンに向かう一角にある見逃しそうなくらい小さなホーカーズ。全部で5軒程しか店はないが地元っぽさがあり雰囲気はよい。左写真はお粥と間違えて買ってしまった「魚のフライ入り米粉麺(S$3.50)」。値段の割には小魚や白身魚のフライ・海苔の佃煮のようなものが入っておりなかなか面白い。しかし麺は何とも言えず不味い。お粥だったら良かったのですが・・・。ビールはタイガービールの大瓶がS$5と安い。但しジョッキには氷が入って出てくるので邪魔な人は捨てること。席は建物内と外のどちらかを選べる。当然外は喫煙可。

(最終来店日:2000年11月)


fareast1fareast2★「ファーイーストプラザ」のホーカーズ
正式名称は知らない。ファーイーストプラザの地下にあるホーカーズ。麺料理が中心で明らかにランチ客を目当てにしている。日本のラーメン・カツ丼・焼き鳥丼もあるがちょっと変?左写真はマレー料理の「ラクサ」。スープは甘めのカレー風でしつこいがコクはない。麺はうどんに近いがコシはない。具は油揚げと茹で玉子ともやしが乗っている。感想としては「二度と食べない」レベル。
右写真は「ビーフヌードル」、恐らくは中華風でしょう。とにかく不味い!説明できないほど不味い。スープは全く出汁が効いていない、不味い醤油を薄めた感じ。麺はバサバサですぐ切れる、コシはゼロ、麺とは言えない。具の味なんて確かめる間もなく終了。「一生食べない」レベル、羅亜麺王一生の不覚・・・。

(最終来店日:1998年5月)


★☆★☆★【インド料理】☆★☆★☆

★アラジンズ・ブリヤニ(Allauddin's Briyani)
南インド料理のブリヤニ(インド風味付けご飯?)の有名店。リトルインディアのテッカセンターの1階にある。行列しているのですぐに分かるかも。

チキンブリヤニ

「チキンブリヤニ(S$3.5)」はご飯と鶏肉とカレーソースがセット。長粒米(タイ米?)が各種のスパイスが効いた味付けで炊き込まれておりカレーソースがなくても充分味わえる。しっとりしているので日本のドライカレーとは異なるが、不思議とベチャベチャした感じはしませんね。骨付きだけどホロホロにほぐれている鶏肉は食べやすいが、多分マトンの方が美味しいような気がする。とにかくこんな値段で食べられるのが不思議なくらいコストパフォーマンスが高い美味なる逸品です!

外観

(最終来店日:2006年2月)


★タンドーリ(Tandoor Restaurant)
オーチャードロード(かなり西側)からちょっと奥まったところにある「ホリディ・イン・パーク・ビュー・ホテル」内にある北インド料理のレストラン。目立たない場所にあるがインド人客多し。一人あたりS$55のコース料理をご紹介。

「タンドリーチキン(写真左)」はスパイシー&ジューシーな仕上がりで流石本場仕込み、と思わせる一品。これより美味いのが「白身魚のタンドーリ(写真右)」でジューシーさが絶妙!独特なスパイスも淡泊な白身魚にマッチしています。

4種類の本格的カレー。「バターチキン(写真左上)」はバター(山羊の乳から作ったギー?)の濃厚かつまろやかな風味と鶏肉の旨味がマッチしている。「マトン・カレー(写真右上)」は羊肉独特の臭みがスパイスで抑えられており、苦手な人でもかろうじて食べられるかも。「エビ・カレー(写真左下)」はエビ味噌や甲殻部もエキスとして入っているようでエビの濃厚な風味が味わえる。見た目より深い味わいですね。「ダール(豆)・カレー(写真右下)」はレンズ豆?ひよこ豆?がベースのとろとろした食感で色も薄く辛くなさそうだが味はしっかりしておりスパイスと豆の甘さが絶妙。

案外美味いのが「カリフラワーとにんじんのサラダ(?)」で、ガラムマサラの風味と野菜の甘みが巧い具合にマッチしている。カレードレッシングとは全く別のカテゴリーですね。
(最終来店日:2011年8月)


★カンサマ(KhanSama Tandoori Rst.)
リトルインディアのセラングーンロード沿いにある北インド料理のレストラン。ディープな場所にありますが味は確か。

khansama

「バターチキン(写真左:S$10.50)」は濃厚なカレーソースの中に鶏肉がたっぷり入っており、最初はバターのまろやかさが味わえるが後からスパイスの濃厚な風味が効いてくる。「ガーリックナン(S$3)」との相性もいが、「チーズナン(S$4.50)」も是非試してほしい。ナンピザのようなキッチュな味ではなく、チーズが練り込まれたナンの焼き加減が程よく本場のスパイシーなインドカレーとよく合う。「チキンビリヤニ(写真右:S$8.50)」はご飯の味付けは若干控えめでカレーソースをしっかり合わせた方がよいかも。主食、というよりはサラダに近い印象で、個人的にはもっとスパイシーな方がよいかな。

「タンドーリチキン(4分の1羽・S$6)」は味付けも焼き加減もしっかりしているので、香ばしさから食欲がそそられるのと、意外に骨も多いので2人で半羽くらい注文してもよいかと。「マサラティー(S$2.50)」はスパイスが効いていて流石「本格派」とうなってしまう美味。

ホームページを見ると幾つか支店があるようです。
http://www.khansama.net/default.aspx
(最終来店日:2010年3月)


★☆★☆★【その他(番外編?)】☆★☆★☆

★Zafferano
ラッフルズプレイス「Ocean Financial Centrex」にあるイタリアン(?)レストラン。ロンドンに本店があるのでしょうか?ビルの最上階にあり絶景!マリーナベイサンズを眼下に見下ろせます。
Zafferano
写真は「Tagliatelle ai Funghi Porcini in Salsa Tartufata(Homemade tagliatelle with porcini mushrooms and shaved black truffle)」、ポルチーニ茸と黒トリュフをふんだんに使ったタリアテッレのパスタ。食材を聞いただけでもよだれが出ますが、味も絶品です!シンガポールで西洋料理は殆ど食べませんが、経済大国ですので最高のレベルの食事が楽しめますね。値段は先輩にご馳走になったので割愛します・・・。
こちらにHPがあるのでご参考まで。http://zafferano.sg/
(最終来店日:2014年5月)


マンダリンオリエンタル(ルームサービス)★マンダリンオリエンタルホテルのルームサービス
マリーナ地区にあるホテル「マンダリンオリエンタルホテル」のルームサービスで食べた「ナシゴレン(S$28)」があまりにも秀逸なので掲載。
焼き飯自体の味はさほど特筆すべきレベルではないが、サテー、鳥の唐揚げ、ソフトシェルクラブの唐揚げといったサイドディッシュが美味。特にサテーは肉質が柔らかく深く味付けされており超美味!鳥の唐揚げも衣の下味が鶏肉にあっており十分単品で勝負できる味。ソフトシェルクラブ(半身)は新鮮なのか甲羅が柔らかく甲殻類独特の風味が丸ごと味わえる。焼き飯に乗った目玉焼きと揚げ玉ねぎの付け合わせも名脇役といった感じ。こんな料理が24時間食べられるとは素晴らしいホテル。宿泊しない場合は「melt」で食べられるのでしょうか?ちなみにここの朝食は極めて種類が豊富でどれも上等な味です。

(最終来店日:2009年2月)


老曽記★オールドチャンキー(老曽記:OldChangKee)
シンガポール各地に展開しているカレーパフが人気のテイクアウト専門店。今回はスコッツロードの「ファーイーストプラザ」の前にある店で購入したが常に(小?)行列が出来ており老若男女問わず並んでいる。右写真のような袋を持って食べながら歩いている若者がいたら近くに店がある証拠でしょう。「カレーパフ(右写真:S$0.90)」はちょっと硬めの生地の中にジャガイモ・玉子・といった具と共にカレーが入っているのですが明らかに日本のカレーパンとは違う。予想と違ってカレーの香ばしい風味は薄く拍子抜け。ジャガイモなどの具のせいでマイルドになっているのでしょうか。でも結構辛いので喉が渇く味。何ともシンガポールらしいファストフード、って感じですね。
公式HPを以下に。各店の場所やメニューが紹介されています。
http://www.oldchangkee.com/

(最終来店日:2003年9月)


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