日本から二番目に近い外国:台北(ROC)の首都・台北の食を皆様へ!
日本と国交がないという複雑な関係だが日本語が通じる店も多い(特にお年寄り)。国交がないため日本の国際免許は通用しないので移動手段は公共施設を使うしかないがMRTは分かりやすいし、TAXIは安いので何ら問題はないでしょう。
世界的に有名な小籠包や台湾料理が無難に美味いが値段は日本の7割くらいと決して激安ではないので、もっと手頃な価格で美味しく食べるなら屋台がベターでしょうね。但し沖縄より暑いので季節にご注意!
(元=台湾元・TWD、NT$、1元=約3.6円※2019年12月現在)
※値段は一部推測もありますので誤記はご容赦ください※
★京鼎小館
MRT木柵線・南京復興駅から長春路を東に歩いて右側にある小籠包といった点心中心のレストラン。並びの店がゴチャゴチャしているので見落とし注意。。マンダリンオリエンタルホテル台北からもほど近いので、高級感に飽きたら是非(というか、あのエリアにマンダリンオリエンタルホテルがあるのが違和感ありかも)。個人的には台北で一番好きな店。
「小籠包(10個TWD180)」は破れないギリギリの薄皮の中に豚肉を中心とした熱々スープが詰まっておりハフハフしながら一気に食べると、口中に芳醇な味が広がりこの上ない美味が味わえる。他でも味わえそうで味わえない、素朴なのか複雑なのか、考えているうちに自然と無口になって食べ続けているのに気付くはず。
実はこの店、少人数向けにハーフサイズもオーダー可能。二人旅だと二種類以上は・・・、という時に是非。「烏龍茶小籠包(10個TWD220、ハーフ5個TWD110)」はややほろ苦さが感じられる皮の味と中の餡がマッチしている。
「海老ワンタンスープ(TWD120)」は海老と豚肉が半々の餡の調和が程良く、プリプリ感が嬉しい一品。スープも美味しいのは小籠包が美味しいから納得です。
「排骨蛋炒飯(WD170)」は豚ロースのから揚げのボリュームと旨味が酒のつまみに最高。卵チャーハンは比較的あっさりしていて食べやすい感じ。
「小籠湯包(20個TWD280)」は小籠包より小振りでスープはさほど詰まっていないもので、写真上にあるスープに浸して食べる。モチモチした皮がスープを吸って小籠包とは違った味わいが楽しめる。「蝦仁蒸餃(10個TWD200)」はモチモチした厚めの皮の中にプリプリとしたエビが包まれており、美味だが想像の範囲内程度の味。やっぱりこの店では小籠包ですね。
全席禁煙。
(最終来店日:2019年12月)
★杭州小籠湯包@民生東路店
MRT中山國中駅近くの小籠包がウリのレストランだが個人的にはチャーハンが一押し。マンダリンオリエンタルホテル台北からもほど近く、本店よりもカジュアルな印象。
「小籠湯包(8個TWD150)」は「湯」とあるので普通の小籠包よりもスープがタプタプした感じ。しっかりした味わいだが不思議なことにスイスイ食べられる。
この店の一押し「豚肉と卵の炒飯・醤油味(肉絲蛋炒飯 古早味・TWD210)」は、辛子が入っているのかピリ辛で味がはっきりしていて世界レベルで完成度の高いチャーハン。絶対に食べて欲しい逸品。お酒のつまみにもなります。
「茹で豚のニンニクソース添え(蒜泥白肉・TWD220)」はニンニクソースが秀逸で豚肉以外にかけても恐らく美味しい。このソースを販売してほしいと思いました。当然酒のつまみに最適!
「エビと豚肉の焼き餃子(三鮮鍋貼・TWD150)」は中華圏では珍しい焼き餃子(大抵は茹で餃子なので)。いわゆる「鍋貼」で北京料理のジャンルですね。甘辛の専用ソースがサーブされます。
ビール以外に紹興酒も用意しているので飲み屋感覚で利用できるのは嬉しい。金融機関街にあるので夜はサラリーマンで盛り上がるのでしょうか。どのメニューも外れがなく日本人の舌に合うような気がします。
(最終来店日:2016年5月)
★高雄五福鮮蝦扁食
MRT木柵線と板南線が交差する忠孝復興駅の南東の一角にある扁食(ワンタン)がウリの庶民派食堂。見た目は庶民派だが店内は清潔感がありジャッキー・チェンや酒井法子も来店している味自慢の店。朝8時頃から営業しているのも嬉しい。
「香■紅油扁食(TWD90)」はラー油が効いた激辛スープの中に肉ワンタンとエビワンタンがたっぷり入っておりハフハフしながらがっつきたくなる味。辛いのが苦手な人は他をお薦めしますが、辛いモノ好きでもご飯が欲しくなるでしょう。
>>辛いモノ好きでもご飯が欲しくなるでしょう。
ということで注文した「香■魯肉飯(TWD40)」はご飯の上に甘辛く煮込んだ豚肉と椎茸がかけられた台湾名物でご飯との相性がよい味付けでスイスイ食べられてしまう。店のウリはワンタンですが魯肉飯もかなりイケます。とにかく安いし小腹が空いたら駆けつけたい。
全席禁煙。
※■は草冠の下に姑
(最終来店日:2019年12月)
★鶏家荘(Jijiazhuang)
中山地区・長春路沿いにある見た目も派手な店。一見、観光客目当ての怪しい店ですが実は実力派の名店!
長春路沿い、隣接する店はどこも有名店ですが、門構えはこちらがご立派。
店一押しの「三味鷄(鶏料理の盛り合わせ・TWD550)」は蒸した烏骨鶏を始めとした鶏肉自体の持ち味が楽しめる。でも、ある意味、想像の範囲内かもしれません。日本以外では基本的に骨付きなのでご注意。ソースは生姜系と甘辛系の2種類。
地味におすすめなのが「鷄家豆腐(オイスターソースの豆腐炒め・TWD286)」一見、麻婆豆腐なのですが辛いわけでもなく豆腐の煮込みといった感じ。あまり鶏挽肉の食感を意識したことはありませんが、ここでは美味しく感じられるのが不思議。この料理と後で紹介する鶏炊き込みご飯との相性が最高です!まさに鶏だしを生かした豆腐の煮込みぶっかけご飯で最高の味。是非御賞味ください。
ということで、これが「鷄飯(TWD50)」は是非ともおかずと食べてほしい一品。単独でも鶏だしのうまみが感じられます。
(最終来店日:2019年12月)
★Aoba(民生店)
MRT南京復興駅から徒歩圏内にある金融街にあるレストラン。老舗の「青葉」が日本語読みの「Aoba」として出店した今風のお店。
「小魚花生」はちりめんじゃことピーナッツを炒めた一品で、酒のつまみに最適。台湾のレストランはお酒の種類が少ないですが、このお店はワイン他、酒の種類が豊富なので楽しめます。。
「豚足とピーナツの醤油煮込み」は文字通りの品ですが豚足のトロプリ感がたまらない、八角の風味も楽しい台湾らしい一品。見た目ほど脂っこくなくサクサク食べられます。
「かにおこわ」は大きなズワイガニが丸ごと一匹入っている蒸しおこわ料理。カニの旨味と薄味の醤油風味がおこわに染み出ていて美味。
(最終来店日:2016年5月)
★京鼎樓(ジンディンロウ)
上記「京鼎小館」の兄が経営する小龍包中心のレストラン。長春路沿いで日本人が多く宿泊するホテルから近いこともあり日本人客が多い。ちなみに日本にも幾つか支店あり。
「烏龍小籠包(TWD170)」は最初は普通の小龍包で薄皮に包まれた豚肉の旨味が楽しめ、後から皮に練り込まれた茶葉(烏龍というよりは緑茶に近い)の程良い苦みが楽しめる。茶葉からくるサッパリ感のおかげか普通の「小龍包」に比べる他スイスイ食べられる。
「蝦仁焼売(TWD220)」はエビと豚挽肉が詰まった焼売で小龍包同様に肉汁が包まれているが皮はやや厚め。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2006年12月)
★好記担仔麺(ハオジーダンツーミェン)
大抵のガイドブックに載っている有名な大衆食堂。店頭がきらびやかでなんかキッチュな感じが怪しさを増大させる店。
店名にもある「担仔麺」はあっさり、優しい味で辛さはなくオーソドックスなイメージ。悪く言えばインパクトはない。小ぶりなので間食にどうぞ。
「切り干し大根オムレツ」は台湾名物の一品で素直に美味しいです。塩味が効いていてお酒のおつまみですね。
ボトルの持ち込みは不明。
(最終来店日:2016年5月)
★建弘鶏肉飯(ジェンホンジーローファン)
鶏肉飯で有名な大衆食堂。明らかにローカル向けで日本語・英語は通じないけどオーダーシート形式なので安心です。
写真は「招牌飯(TWD50)」で鶏肉飯の上に魯肉飯をミックスした丼もの。あっさり塩味ベースの鶏肉とこってりした豚肉の旨味がいい感じに両方味わえます。量はさほど多くないのでもう一品追加してもよいかも。
ボトルの持ち込みは不明。
(最終来店日:2019年12月)
★人和園雲南菜
中山北路二段・錦州街にある雲南料理の名店。雲南料理に出会う機会は少ないと思うが日本人の味覚にマッチした料理なので是非ご賞味を!
「キノコの炒め物(TWD208)」は松茸に似た食感のキノコを細切りにして素揚げしたから炒めた一品で、塩味のみのあっさりした味だが何とも言えず美味。サクサクした食感とキノコの歯応えが相まって写真だけでは伝えられない奥深い味わいが楽しめる。
「緑豆入り鶏スープ(TWD118)」はあっさりした鶏ガラスープの中に大量の豆(エンドウ豆?)が入っており、豆のプチプチした食感が楽しめスイスイ食べられてしまう。これも写真では伝わらない味覚ですね。「山羊のチーズの揚げ物」は特段面白味はないが話のネタに、といった程度かな。他の中華では味わえない珍しい品が多いのでいろいろチャレンジしていただければと。
ボトルの持ち込み不明。
(最終来店日:2019年12月)
★永康街高記(ヨンカンジェガオジー)
永康街の小籠包で有名なレストラン「鼎泰豊」の右側のメインストリートに入ったすぐの左手にある点心中心のレストランで現地人に人気があり混んでいる。ゆっくり食事が出来るので家族向きかも。
「小籠包(写真上:TWD150)」は薄皮の中に肉類を中心とした具と出汁が十分に出たスープが詰まっておりジューシーな味わいで美味。スープをこぼさないように上手にレンゲを使って食べるのがポイント。「蟹肉入り小籠包(写真下)」は文字通り蟹肉が入っているが出汁に蟹の風味は出ていないような。
「鼓椒蒸鳳爪」は鶏の足を甘辛い味付けで煮込んでおり酒の肴といった感じ。なお見た目ほど辛くはない。
「蝦仁腸粉」は米粉で作ったモチモチとしたクレープ生地の中にプリプリとしたエビが包まれており、素材の味を生かした控えめな味付け。その他点心類も手頃な価格で美味しく食べられ、大人数で大円卓を囲むのがベターかな。
全席禁煙。
(最終来店日:2004年5月)
★欣葉(シンイエ)
台北市内に数店舗、日本にも支店がある台湾料理の名店。どのガイドブックにも載っている有名なレストランで、観光客だけでなく沢山の現地人で賑わっている(ここでは雙城街の本店を紹介)。台湾料理入門としてはベストでしょうね。
「からすみの前菜・小(写真左:TWD680)」はスライスして酒を塗って炙ったからすみと大根・青ネギを一緒に食べる。からすみの濃厚でしっかりした味わいと付け合わせが巧くマッチしており酒の肴に最適。「切り干し大根入りオムレツ(写真右:TWD140)」は深みのある具の風味を玉子と油が見事に包んでおり、見た目からは想像できない美味!お薦めです。
「シジミの醤油漬け(写真左:TWD175)」は生のシジミ(といってもアサリくらいの大きさ)をニンニクたっぷりの醤油に漬け込んでおり、ピリッとした風味とシジミの食感が何とも言えず美味。酒の肴に最適。日本で食べる代物とは違うので好きな方は是非一度。「塩玉子と豚挽肉の蒸し物(写真右:TWD175)」は台湾名物・塩玉子と豚挽肉を蒸して醤油ベースの甘辛いソースで味付けた一品。想像通りの味だがご飯が欲しくなるタイプ。麺料理もあるがスープは出汁のコクがなく味も薄め、麺柔らかい、と日本人には合わない味。きな粉(アーモンド?)餅のようなサービスデザートは柔らかい食感とほのかな甘さが嬉しい。
ボトルの持ち込み自由。
なおHPがあるようなので以下に(但し台湾語のみ)。
https://www.shinyeh.com.tw/content/ja/info/Index.aspx
(最終来店日:2004年5月)
★鼎泰豊(ディンタイフォン)
恐らく台湾一有名な小籠包がお薦めのレストラン。いつの頃か知りませんがNYタイムズ紙に「世界の美味しいレストランベスト10」に選ばれたそうで、台北には2店舗しかないが日本には7店舗も支店がある不思議な店。
「小籠包(TWD170)」は脂が乗った豚肉とこってり味が濃厚なスープが薄皮の中に詰まっており、絶賛されるのがうなずける美味。破れそうで破れない薄皮も秀逸で、お腹一杯でもパクパク食べられる。なお店員が勝手に針生姜が入った皿に黒酢と醤油をブレンドしてしまうので酢が嫌いな人は要注意!
「担々麺(TWD70)」は挽肉などの具が一切ないゴマだれベースのタレに中太ストレート麺を絡めて食べる。油そばのような感覚ですが、何の具もないので味気ないです。人気店ですが回転が良いので待ち時間も少ない反面、ゆっくり食べるのは困難でしょうね。
全席禁煙。
なおHPがあるようなので以下に(但し台湾語のみ)。
https://www.dintaifung.com.tw/jp/index.php
(最終来店日:2004年12月)
★福大山東蒸餃大王
MRT中山駅近くの三越裏にある餃子や麺といった粉モノ中心の大衆食堂。持ち帰りもOK。
店のウリは餃子のようですが拙者のお薦めは「香■炸醤麺(TWD60)」、すなわちジャージャー麺ですが細めのうどんのような麺はシコシコ感があり、タレの絡みもよく地粉の旨味が感じられる台北で食べた麺の中で一番の美味!麺に絡めるタレはひき肉・椎茸・絹ごし豆腐を具としており、甜麺醤をベースにした甘辛めの味付けで酒の肴にもなる濃いめの味付け。濃すぎると思ったら千切りのキュウリで調整しましょう。
「蒸餃(TWD65)」は豚ひき肉・ネギ・キャベツといった具が中心で素材の甘みを厚めの皮で包み込んだ一品。ストレートな味で豚肉と野菜の甘みが素直に味わえ、卓上にある七味唐辛子をベースにしたペーストとの相性がよい。「湯餃(95元)」は酸辣湯風のスープの中に餃子と豆腐と椎茸が入っており、ちょっと酸味が嫌味に感じられる。
目立たない場所にありますがかなりの実力店です!
※■は草冠の下に姑
(最終来店日:2006年12月)
★台南大胖担仔麺
林森北路の日本人向け飲み屋街の路地にある担仔麺で有名な食堂兼飲み屋。飲んだ帰りに立ち寄る屋台チックな感じでしょうか。
「担仔麺(写真左:TWD40)」はあっさりと思いつつも適度な脂分がある醤油味スープで飲んだ後に欲しくなるタイプ。中細ストレート麺はスープの絡みはよく、台北にありがちなボソボソしたコシゼロといったタイプではなく普通に楽しめる。味付玉子(TWD10)はメニューに「煮しめ玉子」と表記するだけあってしっかり味付けされており、玉子自体の味もよくレベルが高い。「担仔米粉(写真右:TWD40)」は麺がビーフンになり、ツルツルした食感が更にあっさり感じさせる。「からすみ(TWD350)」は酒を振って焼き上げられた品で値段はさておき普通に美味。「香腸(TWD80)」はいわゆる腸詰で生ニンニクが添えられる。つまみ類は持ち帰りOK!
ボトル持ち込み不明。
(最終来店日:2006年12月)
★金峰
MRT中正記念堂駅近くにある魯肉飯が有名な食堂。
「香■魯肉飯(写真左:TWD20)」は豚肉・椎茸・切り干し大根といった具が煮込まれており朝飯からでも受け付けるような比較的あっさりした味付け。好き嫌いはあるでしょうがインパクトには欠けるかも。しかし何にせよ20元って破格な値段が嬉しい!「猪肚湯(写真右:TWD40)」は見た目よりこってりした味わいで、こちらは朝から味わうにはキツいかもしれません。全てのメニューが10〜50元と安いので何度も通って自分好みの味を見つけてほしいですね。
※■は草冠の下に姑
(最終来店日:2004年12月)
★阿宗麺線
MRT西門駅近くにあるいつも行列している麺線専門店。
メニューは「麺線・小(TWD35)」と「麺線・大(TWD50)」の2種類のみ。濃厚なコクがあるとろみスープはクセになりそうな味わいで美味。スープの中にはビーフンのような細麺と内臓系の具が入っておりどちらもチュルチュルとした食感が味わえる。ただ立ち食い&レンゲのみ(箸がない・・・)なので食べづらいのはネック。
(最終来店日:2004年12月)
★排骨大王
MRT西門駅近くの武昌街一段にある排骨がウリの庶民派食堂。
「排骨飯・小(TWD85)」はご飯の上に揚げた豚肉と高菜・青菜が豪快に盛りつけられている。日本で食べる排骨は衣が付いた唐揚げ風だがここでは素揚げ。味は良いけど一枚肉がそのまま乗っているので食べづらい。高菜はご飯に良く合う味付けでした。排骨は麺・飯共に大でも95元なので腹ぺこの時には駆け込んでしまうかも。
(最終来店日:2004年8月)
★梁記嘉義鶏肉飯
松江路と南京東路の交差点の近くにある恐らく台北で一番有名であろう鶏肉飯の店。
「鶏肉飯写真左:TWD30)」はご飯の上に細かく裂いた茹で鶏もも肉と特製タレをかけた一品。鶏肉のさっぱりした風味と鶏の出汁と生姜が効いたタレの味付けの相性がよくいくらでも食べられそう。「魯肉飯・小(写真右:TWD25)」はご飯の上に豚そぼろ肉をかけた一品jで、やや脂身が多く油っぽいのと肉の量が少ないのは残念。ただ鶏肉飯・魯肉飯ともに「それだけ」を食べるのではなく、おかずを別に注文して食べるわけで、〜肉飯の具材が少ないのは当たり前かもしれませんね。思いっきり現地人向けの店なので観光客が足を伸ばすのは勇気のいる場所&雰囲気ですが、興味があれば是非一度。
(最終来店日:2006年12月)
★丸林魯肉飯
アクセスはいまいち悪いが恐らく台北で一番有名であろう魯肉飯の店。
「魯肉飯・小(写真左:TWD22)」はご飯の上に豚そぼろ肉をかけた、というよりは肉を煮込んだタレをかけたついでにちょっと肉も残った、という程度の貧相な品。ガイドブックとかに載っている写真とは違うので面食らう(小だからでしょうか?)。味は出汁の効いたタレで食わせるというもののさほど深みはなく、肉は旨味が抜けきっておりいまいち。「鶏肉飯(写真右:TWD25)」は鶏肉の量も適量であっさりめの味付けも申し分ない。「香■排骨湯(TWD40)」は豚肉と椎茸と大根がじっくり煮込まれており特に出汁を吸い込んだ大根が美味。20種類近くの惣菜が並べられた中にあった「酢豚風唐辛子炒め?(右写真中:TWD?)」は豚肉に薄く衣をつけたものを落花生・唐辛子と一緒に炒めたもので、旨辛さがご飯のおかずや酒の肴に最適!魯肉飯は正直いまいちでしたが奥の深い店です。
※■は草冠の下に姑
(最終来店日:2006年12月)
★老張牛肉麺
永康街にある牛肉麺の店。隣の「永康牛肉麺」と張り合っている。
「清燉牛肉麺(写真右:小・TWD150)」は塩味ベースの牛肉麺、「蕃茄牛肉麺(写真左:小・TWD130)」はトマト味ベースの牛肉麺。どちらも日本のラーメンに比べると出汁が出ておらずコクも感じられない一品。麺はコシがなくボソボソした感じ。牛肉は出汁に使ったのか味がスープに出てしまった後の味気ないものでいまいち。ということで日本のラーメンに慣れきった人にとっては裏切られるレベルなのでご注意ください。
(最終来店日:2004年12月)
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