タイ国・サムイ島へ最初に訪れたのはかれこれ1995年9月のコト。今やすっかり洗練されたリゾート地に変貌したのはちょっと残念。
主に島の東部に位置する「チャウエン・ビーチ」のレストランを紹介します。 サムイ島はタイ南部なのでイスラム教の人も多いのか、豚より鶏の印象があるかも。
★ブッサバ(Budsaba)
チャウエンビーチの北端に位置する「ムアン・クレィパン・ホテル」内のビーチ沿いに位置するタイ料理の店。とにかくシチュエーションが素晴らしい!砂浜の上に立てられた高床式の個室(サラ)は昼でも夜でも心地よい海風がそよいでおり最高の食事を楽しめます。ちなみにホテルに宿泊すると朝食もここのサラが利用できます。
勿論料理の味も抜群で「マサマン・ガイ(写真左:THB250)」は鶏の胸肉を独特の香辛料で味付けしたカレーで甘辛さが独特です。添えられたジャガイモも相性が良いですね。。「トム・ヤン・クン(写真右:THB210)」は如何にも「本場の味」と思わせる観光客に媚びない味で好きな人には食べて欲しい一品。
「プラナン・ガイ(写真右:THB175)」は恐らくパナンカレーだと思われ、濃厚なカレー風味とココナッツが相まっており食欲が増してくる。茴香(ウイキョウ)の風味が気になる人もいるかもしれないが、スチームライスと一緒に食べるのがベター。「豚肉ペースト付きトースト(写真左:THB250)」は甘めの味付けの豚挽肉をパンに乗せて焼き上げた一品で、サクサクとした食感が酒のつまみに最適ですね。「タイ風前菜の盛り合わせ(THB255)」はポッ・ピア・トッド(タイ風春巻)、トード・マン・プラー(タイ風薩摩揚げ)、チキン・サテー等の盛りだくさんの盛り合わせで前菜というよりは酒の当てって感じで楽しめます。ちなみ少人数で行くときには「チキン・サテーだけ」といったわがままも聞いてくれますのでお好みが決まっている方はチョイスしてみてもOKです。「ライチとマンゴーのミックスシェイク(THB100)」は果物の素材が直に味わえる一品で喉が渇いたら是非とも試していただきたい(ちなみにライチとマンゴーのフローズンマルガリータは200バーツ)。ボトルの持ち込みはフリー!ソーダ・氷なら30バーツくらいで賄えます。
とにかく雰囲気の良いお店です。チャウエンの中心部からは遠いですが行く価値有りって感じです♪
※訪問する度に値段が上がっていますので当サイトの価格は当てにしないでください・・・
(最終来店日:2008年6月)
★サムイシーフード(Samui Seafood)
チャウエンビーチ北部に位置する大規模で綺麗なシーフード店。
「ロブスター・ガーリックバター(THB1,200)」はガーリックバターの濃厚な風味とロブスターのプリプリ感を損なわないで味わえる一品。もし一品しか注文しないなら、テルミドールの方がおすすめかも。
「ロックロブスター・テルミドール(THB100)」はクリームソースの濃厚さと海老のプリプリ感を楽しめるが、ロブスターに比べると貧弱な感は否めない。但しコスパはよいです。
「イカのフリッター(THB210)」はボリューム満点で新鮮なイカが存分に楽しめる。衣の厚さも申し分ない。
まあま美味いが総じて値段が高いのがネック。ボトルの持ち込みはチャージが取られたり、取られなかったりなので、過度に主張しないこと。
(最終来店日:2018年12月)
★カウ・ロン(Khaw Glong Thai Restaurant)
チャウエンビーチ中心部に位置するこぢんまりとした大人気のタイ料理レストラン。日本のガイドブックには載っていないので日本人がいないのも嬉しい。予約した方がベター。
「トムヤムクン(THB280)」はクリーミーで濃厚なスープがかなり美味。具材もしっかり入っているけど、スープと具材の調和はちょっと浮いているような。
「パパイヤサラダ(THB160)」は青パパイヤのシャキシャキした食感と適度な酸味が口直しになる。いわゆる「ソムタム」、タイに来た実感が味わえます。
「鶏肉のバナナリーフ包み(THB250)」はバナナの葉で包まれた鶏肉はしっとりジューシーな食感。味付けは薄めなので写真手前の醤油ベースのソースに付けて食べるのがベター。
「鶏肉のパナンカレー(THB180)」はパナンカレー独特のスパイシーでねっとりした風味と具材がよく絡まっていてご飯がほしくなる味。ちなみにスチームライスは一人前THB30なり。
「空心菜炒め(THB160)」は亜細亜の定番野菜炒めだが、ここのはガーリックがしっかり効いていて空心菜の食感もお見事な逸品!是非試してほしいかも。
値段も手頃だし、どれも美味しいので流行る理由は分かります。お近くに来たら是非!
ボトルの持ち込みはフリー!以下はお店のHPです。
https://khawglong.com/
(最終来店日:2017年12月)
★ポピーズ(Poppies)
チャウエンビーチの南にある同名のホテル内にあるタイ料理のレストラン。ホテルのランクに応じて若干高めの料金設定ですがビーチ沿いにあり雰囲気は良いです。
「トードマンクン(写真左:THB275)」はエビのすり身がたっぷりでワカメの素揚げが乗っているが、味は普通。「イサーン料理3点セット(写真右上:THB350)」はソムタム・ガイヤーン(鶏焼き肉)・蒸し餅米のセット。ソムタムは青パパイヤの青臭さと唐辛子が程良く、日本人にも食べやすい味。ガイヤーンはやや甘めの味付けだが焼き方はちょうどよい。「鶏肉のカシューナッツ炒め(写真右下:THB295)」は唐辛子がいまいち効いていないので物足りない。全体的に観光向けな味付けなのかと思います。
ボトルの持ち込みフリー!
(最終来店日:2007年3月)
★ドロップ・イン(Drop in)
チャウエンビーチでは最も有名なレストラン。規模もかなり大きめで清潔感あり。でも値段は少し高め。タイ料理・ドイツ料理中心のメニューはどれも美味い。トム・ヤム・クンも素焼きの壺で出す正統派。中でもドイツ料理の「シュニッツェル(写真)」が有名。豚肉のカツレツにいろいろなソースを付けて食べる。写真はタルタルソース。蟹肉をパプリカで和えたソースも人気。ちなみにボトルの持ち込みは一人200バーツとまあまあ許せる範囲。
今回は「シュニッツェル」「オムライス風エビチャーハン」「ローストダック入りレッドカレー」「アサリのケチャップ炒め」「ムール貝グラタン風」の5品を注文して2000バーツほど。贅沢したからしょうがないか・・・
(最終来店日:1998年1月)
★ウィル・ウェイト(Will Wait)
チャウエンビーチのほぼ中心に位置する老舗の有名なレストラン。タイ料理と西洋料理がメイン、またパンのテイクアウトもしておりいつも欧米人で賑わっている。チャウエンビーチで昼間から営業している店は少ないので重宝されてますね。
「チキン・サテー(写真左:THB80)」はターメリックで色づけされているほど味はしないので甘辛いタレをつけて食べる。肉の身はパサパサしていまいちだが串から抜けないほどではなくまあまあ食べられる部類。7本くらい入っているのでボリュームは十分。「パナン・チキン・カレー(写真右:THB90)」はかなり辛めでご飯が欠かせないのでスチームライスを一緒にオーダーするのがベター。こってりとした辛いスープはクセになりそうでなかなか美味い。チキンも沢山入っているのでお得感あり。この店は総じて低価格でボリュームもあるので店に迷ったら立ち寄ってみては如何でしょうか。
ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2003年9月)
★ラムディーン市場の食堂
チャウエンのラムディーン市場のセブンイレブン隣にある庶民的な食堂。近くにセブンイレブンがもう一つあるので迷うかもしれませんが、隣にそれらしき食堂がある店は片方だけ。現地人向けの食堂なのでとにかく安くて驚きの美味さです!
「カオマンガイ(THB30)」は鶏の出し汁で炊いたご飯の上に蒸し鶏肉が乗っており甘辛のタレをたっぷり絡めて食べる。鶏肉の柔らかさとご飯の炊きあがり具合が絶妙にマッチしており、鶏の風味が凝縮されているような感じ。タレの味は結構な辛さの中にコクがあり後半は少し甘味も感じ、とにかく是非ガツガツと味わってもらいたい。
「バーミーナム(THB30)」は出汁が結構効いており濃厚な風味が味わえ、タイで食べた中でも1,2を争うレベルかと。麺の硬めの茹で加減も嬉しく、チャーシューもジューシー且つ味付けがしっかりしているのがポイント高し。卓上のミネラルウォーター(10バーツ)は使った分だけ支払うこと。またタイの屋台共通ですがどれも持ち帰り可能です。
現地人向けの価格としてはやや高いのかもしれませんが日本人旅行者なら大変安く感じるでしょうし量も少なめなので一度に両方トライしてみてください!
(最終来店日:2007年3月)
★アリババ(Alibaba)
チャウエン南部、「セントラルサムイ」と「ポピーズ」の間の向かいにある老舗インド料理のお店。昨今のレストランに比べて値段設定が安めなのが嬉しいですね。
「鶏肉入りバターマサラ(写真左:THB130)」は多数のスパイスが複雑且つ濃厚な風味を醸し出しており、たっぷりの鶏肉とバターの相性も絶妙で是非試してほしい一品。コンパクトに焼き上げられた「ガーリック・ナン(写真右:THB70)」との相性も抜群です。ただガーリックの風味は薄いかも。
「タンドリーチキン(写真左:THB60)」は焼きすぎずジューシーさが保たれているが香辛料の風味はあまり感じられないかな。「ベジタブル・サモサ(写真右:THB60)」は皮のパリパリ感と中身のホクホク感が楽しめるが、挽肉とか入ってくれた方が嬉しいのに・・・。
また2種類のカレー・タンドリーチキン・レンズ豆スープ・ライス・ナンがセットになったセットメニュー(THB250)もある。「マンゴーラッシー(THB50)」はヨーグルトよりマンゴーの風味が勝っているのがタイらしいが美味。「チャイ(THB40)」も本格的でスパイス豊かな味わいです。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2007年3月)
★オリビオ(Olivio)
チャウエンビーチの最北部(?)にある「バーン・ハアド・ンガム」内のビーチ沿いにあるイタリアンのお店で、小さいけど雰囲気が良く、親切な店員がいるお店。価格帯は結構高めですが、無料送迎サービスもあります。
「エンジェルヘアパスタのロブスタークリームソース(写真左:THB270)」はロブスターのプリプリした食感を残しつつホワイトソースが周りを包んでおりエンジェルヘア(極細のパスタ)との相性も抜群。同じパスタを使った「エンジェルヘアパスタのエビとガーリック(THB270)」もあるがトマトソースの水気が多く、パスタにいまいち味が絡まないので前者がおすすめかも。「ホタテとほうれん草のソテー(写真右:THB370)」はホタテ・ほうれん草・クリームソースの相性が抜群且つ各々の素材における火加減が適度で是非とも食してもらいたい一品。日本人の口に合うと思います。
「ローストビーフ入りリゾット(THB380)」は牛肉のスープで炊きあげられたリゾットの上にローストビーフが乗っているのですが、火が通ってしまいローストビーフとは言い難い食感なのが残念(リゾット自体は濃厚で美味なだけに・・・)。「ロックロブスターのサラダ(THB270)」はロックロブスターが生かされておらず値段相当の価値はないかも。「鶏胸肉のオーブン焼き(THB290)」は身がパサパサすぎていまいち。ということでメニューによって出来の善し悪しが激しい店ですが当たれば満足できることは間違いなし。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2006年2月)
★プレゴ(Prego)
「アマリ・パーム・リーフ・リゾート」の向かいにある本格イタリアンのお店。目立つオープンカフェで高級感が漂う店構えで、何しろサービスは超一級。
「スパゲッティ・カルボナーラ(THB180)」は写真からも分かる通り本格的な出来映えでオーソドックスな味わいが楽しめる。普通に美味いがサムイ独特、といった感は一切ない(ある意味、当たり前ですが・・・)。
「ピッツァ・ナポリターナ(THB230)」も本格的な窯で焼き上げられたと思われる出来映えで美味。「ティラミス(THB150)」は濃厚なチーズの風味と控えめな甘さ、といった大人の味が楽しめる。総じて「及第点」みたいな書き方をしたが、サムイで本格的なイタリアンなど食べられないわけで、値段が高いのを許容できれば行ってみるべきかと。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2008年6月)
★ラ・タベルナ(La Taverna)
「グリーン・マンゴ」へ向かう路地(ソイ・デック)にある本格イタリアンのお店。タイにいることを忘れてしまうくらい本格的な店構えで雰囲気が良い。
「ピッツァ・ナポリ+ガーリック(THB180)」はアンチョビ・ガーリック・ブラックオリーブを乗せた生地を本格的な窯で焼き上げられた一品。アンチョビは少なめなので塩味は控えめで食べやすい。個人的にはもっと強めに焼き上げてほしいかな。
「カニ肉とクリームソースのスパゲッティ(写真左:THB220)」はふんだんに入れられたカニ肉とクリームのこってりとした味わいがパスタと見事にマッチしている!タイのビーチリゾートならでは味わえる味でお薦めです。「アサリの白ワイン蒸し(写真右:THB160)」はアサリの量は多くてボリュームはあるが味付けが薄くいまいち。「プロシュートとモッツァレラチーズの盛り合わせ(THB300)」はワインのつまみに最適だが組み合わせることの相乗効果は生まれていないような。「サラミとゴルゴンゾーラ・ブルーチーズのピザ+アンチョビ+ガーリック(THB260)」はチーズの風味がよくピザとの相性はよいがサラミの味が浮いてしまっている。「自家製パスタのカニクリームソース(THB300)」はカニ肉とパスタの味がバラバラで何の料理か分からないくらいいまいち。
ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2006年2月)
★ベッチア・ナポリ(Vecchia Napoli)
「ザ・クラブ」へ向かう路地にある本格イタリアンのお店。
「ピッツァ・ナポリ(THB200)」は本格的な窯で焼かれたパリッとした生地の上にアンチョビ・ガーリック・ブラックオリーブが乗っており本物の味。ブラックペッパー・アンチョビが丸ごと乗っているのも豪快。
「プロシュートとニョッキのクリームソース(THB220)」はこってりとした味わいでプロシュートの塩分が程良いが冷めるとチーズが固まってしまい食べづらい。量もそれなりにあるので沢山の人数で注文して温かいうちに食べたい。ボトルの持ち込みはフリー。
本格イタリアンだけに料金は少し高め。まあそれなりに雰囲気を楽しめるし仕方ないかな。
(最終来店日:2002年3月)
★ヴィア・ヴァイ(Via Vai Rst.)
「チャウエンブリリゾート」の右斜め前、「Swensen's」の向かいにある本格的な焼き窯がウリのイタリアンのお店。
「ピッツァ・ナポリ+ツナ&ガーリック(THB220+THB30)」はペーストではない本物のアンチョビが使われておりパリッとした生地の食感も手伝ってなかなか。但しツナを追加した場合、もっと強く焼き上げないとツナ缶の油が残ってしまいベトベトした感覚が残るので注意。
「アサリとムール貝の白ワイン蒸し(THB170)」はボリュームはあるがワイン以外の味付けが殆ど感じられないのでいまいち。
ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2003年9月)
【閉店】京(Jing)
チャウエン南部、「セントラルサムイ」近くの「ソイ・コリブリ」にあるサムイには珍しい中華料理のお店。バンコクのシャングリラホテル(ってことは香宮・シャンパレスですね)で腕を奮った香港出身の料理長が作る本格広東料理は日本でも滅多に出会うことのない超美味!!!ただサムイの相場から見ると高いですけど(^^;
アラカルトよりもコースがお得。2人用1600バーツの「ワンチャイ」は鶏肉春巻き・エビのクリスピーサンドのせ・蒸し鶏肉の紹興酒漬け・四川風酸辣湯・アヒルのロースト香港風・白身魚の甘酢あんかけ・広東風炒飯(麺類に変更可)・デザート、と盛りだくさん。「エビのクリスピーサンドのせ(右写真左下)」はパンのサクサク感とエビのプリプリとした食感が相まって想像を超える美味!単なる食事としては脂っこさが気になるかもしれないが酒の肴としては最高レベルですね♪「鶏肉春巻き(右写真右下)」は鶏肉の食感をしっかり楽しみながらも複数の素材が味わえ、本格中華料理といった感じ(失礼!)。「蒸し鶏肉の紹興酒漬け(右写真上)」もタイのリゾート地で味わえるとは・・・、と思わせる出来。「アヒルのロースト香港風(左写真下)」は見た目を超えるようなレベルではないが普通に美味。でも日本で食べるには2千円はしますよ。ノーマルコースの炒飯から変更してもらった「香港風ワンタン麺(左写真上)」は香港で食べたよりも美味い汁入り麺料理だが、バンコク屋台のバーミーナムをベースに具を豪華にしたバージョンとも言えるかも。いずれにせよ余程の貧乏旅行でなくてタイ料理以外も好きであれば是非一度!日本人には向いている味だと思います。何しろ本家のシャンパレスで食べることを考えれば安いですよ!
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2007年3月)
★チリ・レストラン(Chilly Rst.)
チャウエン・ブリ・リゾートの左側の向かい側にあるシーフードとタイ料理のレストラン。何故か日本料理が充実しており「寿司盛り合わせ(160バーツ)」「天ぷら定食(150バーツ)」「トンカツ定食(140バーツ」といった感じで手軽に味わえる(しかも全品味噌汁・漬け物付き)。
「ロブスター・テルミドール(THB100/100g)」は大振りのロブスターもしっかりと焼き上げられておりテルミドールの味付けは若干控えめなので素材本来の味を楽しむにはよい(逆に言えばちょっと塩胡椒したいかな)。身は一口で食べられないくらい豪快にカットされているので注意。なお調理方法をテルミドールにするとプラス50バーツかかります。
特筆すべきが「ゲーン・パ(写真左:THB80)」。一見イエローカレーっぽいが味はカレーではなく辛さと酸っぱさが交錯したスープで「トムヤムクン」に近いが辛さが半端ない!赤と緑の唐辛子が大量に入っておりスープを純粋に味わえるレベルではない。かろうじて具の鶏肉が食べられるって感じ。スチームライスにかけて食べると辛さのせいで食は進みますが・・・。とにかく辛さに強い小生でも苦闘したので普通の舌の持ち主は挑戦しない方が賢明。「鶏肉のバナナリーフ包み(写真右:THB100)」は明らかにバナナリーフじゃない笹みたいな葉っぱに包まれており何ら下味を付けていない鶏肉を包んで蒸しただけ、というつまらない代物。
ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2003年9月)
★ロングテーブル・レストラン(Longtable Rst.)
とにかく安くて美味い!チャウエン・ブリ・リゾートの対面にあるタイ料理が中心の店。
お薦めは「チキン・サテー(右写真・左下)」。柔らかいささ身を甘辛く味付けしており満腹でもついつい食べられる。エビのすり身を揚げた「トード・マン・クン(左写真)」は定番の美味、「グリーン・カリー(右写真・右上)」は辛い中にもココナッツのコクと甘味が効いている。「バーミーナム(右写真右下)」はあっさり目でやや物足りないかも。ボトルの持ち込みはフリー!嫌がらず水・氷をサービスしてくれる。
料金は4品ほど注文しても400バーツ以下!安い!
絶対に寄ってください。損はさせません。昔ホテルの天ぷら屋で働いたことがあり、少しだけ日本語を知っている超気さくなマスターが出迎えてくれます。
(最終来店日:2002年3月)
★シュニッツェル・レストラン
店名どおりシュニッツェルが売りのレストラン。チャウエン・ブリ・リゾートのほぼ真向かい。「シュニッツェル・パプリカソース(左写真)」は豚肉を油でじっくり揚げてから独特のソースをかけた一品。値段は100バーツほどと安いが味は「ドロップ・イン」より劣る。この店で是非食べたいのがピザ。特に「ピザ・メキシカーナ(右写真)」はハム・ガーリック・オリーブ等を乗せて窯で焼いた本格派。それ程大きくないので少人数でも複数注文できるのが嬉しい。ドイツ料理が中心のためかバーミーナムもソーセージ、ザワークラウト入りだが美味くはない。ボトルの持ち込みは昼からでもOK。強いて欠点を挙げるなら店員にやる気がない。
料金は1品全て100バーツ以下と安めの設定も嬉しい。タイ料理に食傷気味になったら是非ここへ!
(最終来店日:1998年1月)
★フロイド・ビーチ・ビストロ(Floyd's Beach Bistro)
「トンサイベイリゾート」内のプールサイドにあるレストラン。高級リゾートホテルなので・・・、値段は高い。
「豚肉生姜焼き・ココナッツライス添え(左写真下:240バーツ)」はまさに日本の生姜焼きをご飯に添えた一品で空腹時には刺激的な味。ただココナッツライスなので独特の甘みがあり、生姜焼きとの相性はいまいちかも。一見不気味な「チキングリーンカレーのピザ(左写真上:290バーツ)」が実はかなりおすすめ。タイのリゾート地でたまに見られるタイカレーとピザの相性はよく、この店も例外ではなくグリーンカレーとチーズが共に焼き上げられた食感と風味は他国では味わえない美味!フライトの関係でテイクアウトして、焼き上げから3時間後にも食べたが結構美味しく味わえました。「Maru's秘伝レシピの野菜カレー」は恐らく日本人が伝授した味と思われるが、中途半端な感じは否めず正直美味いとは思えない(恐らく元のレシピには問題ないのでしょうが)。
ボトルの持ち込みはチャージが必要(結構高め)。
(最終来店日:2006年2月)
★スリー・モンキーズ(Three Monkeys)
「チャバ・サムイ・リゾート」「ビーチコンバー」の並びにあるバー&レストラン。見た目はチャラけた店だがカールスバーグの生ビールを置いてあり14:00〜18:00のハッピーアワーだと半額のB40で飲めるのは嬉しい。「鶏肉のメキシコ風味(219バーツ:左写真)」は「メキシコ」の意味がよく分からない味付けでスパイシーなわけではないがパプリカソースっぽくてまあまあ美味い。肉の回りにサラダの他にフレンチポテトが盛りつけられているのが西洋人狙いって感じでしょうか。「トートマンクン(89バーツ:右写真)」はサクサクの衣の中にエビのすり身が詰まっており分厚くボリューム感も抜群。「エビの薩摩揚げ」というよりは「エビのパンケーキ」みたいなおやつ感覚に近いですが、写真右下のチリソースを付けて食べると酒のつまみにもなる便利な一品。
ボトルの持ち込みはフリー。
(最終来店日:2003年9月)
★スパイスアイランド
セントラル・サムイ・ビーチ・リゾート内にある高級感あふれるレストラン。サムイ島には珍しくエアコンの効いたフロアもあるが、潮の香りがするオープンエアのテラスがお薦め(何故か蚊もいない)。
「トム・ヤム・クン(左写真・下)」をはじめ、どれも本格的。辛いので有名なイサーン料理(タイ東北部固有の料理)もあり「イサーン風ソーセージ(左写真・上)」等珍しいメニューもある。でもここで注文したいのは新鮮なシーフードを使った料理。入口にその日に穫れた魚介類が並べてあるので、そこから選んで調理方法を指示する。「ロブスター・テルミドール(左写真)」は豪快且つ上品な仕上がりで本当に美味い。ボトルの持ち込みだがホテルのレストランだけに法外なチャージ(800バーツ)を取られるので注意!
料金だがとにかく高い!写真のロブスターは約2200バーツ。他3品と2人分のドリンクで4000バーツを超える。他の店に比べるとかなり高いので余裕がある人はどーぞ・・・
(最終来店日:1998年1月)
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