バンコクで食べ歩いたネタを!とはいえ実はバンコクは長く滞在しないので情報も少ないのが事実・・・。
当然タイ料理が多い・・・と思いがちだが、そうでもなく各国料理が食べられる。タイを実感するのは屋台の方がベター。
都市なので物価は高いが、中にはお値打ちある店も!でも屋台が一番安いのは万国共通ですね。
★ブルーエレファント(Blue Elephant)
BTSスラサック駅の目の前にある高級タイ料理レストラン。ベルギーで開業したタイ料理レストランが逆輸入してきた店のようで、殆どのガイドブックに載っている有名店なので予約した方がベター。日本国内からも電子メールで予約可能です。
この店の名物「チキングリーンカレー(TB480)」はグリーンカレー独特の旨味とココナッツのコクのある甘さが相まって深みのある味わいが美味。鶏肉も良質で柔らかく、辛さもマイルドで日本人受けする味。
「トムヤンクン(TB360)」は見た目以上に辛いものの、様々なコクが相まって美味い。辛さのベースはスープの色の赤身ではなく、そこに沈んでいる青唐辛子。間違っても底からすくって食べないように(悶絶します・・・)。
「ラム肉のマサマンカレー(TB680)」はマサマンカレー独特の甘辛いクリーミーなソースがラム肉独特の臭みを中和しており、なかなか奥深い味わいが楽しめる。ただ、ちょっとお高い印象は否めません(この店は総じて高いですが、これは特に)。
そして、この店ではいろんなメニューが家庭でも作れるようなスパイスセットを販売しています。モノによりますが、そこそこ本格的なタイ料理が自宅でも再現できました!
ただお店に行かなくとも、上の写真のように街中のスーパーマーケット(Big Cなど)でも売っているので、食料品売り場でのバラマキ土産探索の際にでも探してみてください。初めての方は、こと細かなスパイス類まで入っている「〜Cooking
Set」がおすすめです。
http://www.blueelephant.com/
(最終来店日:2017年8月)
★サバイジャイガイヤーン(Sabai Jai Kaiyang)
タイ東北部イサーン料理が中心の大衆タイ料理レストラン。最寄り駅はBTSエカマイ駅ですが、駅から10分以上歩くと思うのでタクシーに乗った方が無難。オープンエアの席とエアコン付きの席に分かれているので、お好みに応じて(って灼熱のタイなので普通はエアコン席でしょうが)。
この店の名物・鶏の炭火焼き「ガイヤーン(ハーフ・TB90)」はしっかり味付けされており、肉もパサパサしておらず、普通の「焼き鳥」として十分美味。写真はハーフサイズですがボリュームも充分でコスパも高い。
青パパイヤのサラダ「ソムタム・タイ(TB60)」は干し海老のアクセントと後を引く辛さがクセになる味。しかしソムタムに入っている生のインゲンだけは食べられない・・・。
海老のすり身のさつま揚げ「トード・マン・クン(TB150)」はこの店一番の逸品!とも言えるレベルの超美味。海老の身がぎっしり詰まっていて余計なつなぎは殆ど感じられず、海老の味を実感できる。それにも増して衣のサクサク感も抜群!世界一のトード・マン・クンと言っても過言ではないので、是非注文してください。
「空心菜の炒め物(TB80)」もニンニクの風味が効いていてなかなかの出来映え。マンゴーともち米「カオニャオ・マムアン(小・TB75)」は他で食べていなければ、こちらで如何でしょうか、といったレベルかな。
(最終来店日:2017年8月)
★マンゴツリー(MangoTree)
パッポン通りの2本ほど裏手にあるなかなか雰囲気のあるバンコクでも有名なタイ料理レストラン。近くに本店があるコカ・レストランと同じ経営のようです。非常に人気のある店なので予約した方がベター。「鶏肉のバナナリーフ包み(左写真上:140バーツ)」は鶏肉の旨味をバナナの葉が逃がさず醤油ベースのタレにつけて食べるとなかなか美味。「トムヤンクン(右写真上:160バーツ)」は本格的な辛さの中にコクがありかなり上位のレベル。エビの身もふんだんに入っているので食べ応えがある。「鶏肉のグリーンカレー(右写真下:140バーツ)」はココナッツミルクの甘さにグリーンカレー独特の辛さが相まって美味いが辛いので注意が必要。お薦めが「鶏肉のレッドカレーペーストチャーハン(左写真下:140バーツ)」で鶏肉の旨味が効いた濃いめの味付けのチャーハンといった感じでお酒が欲しくなる味わい。ライムの葉っぱからでるサッパリした感じも後味の良さに繋がっている。「プーパッポンカリー(360バーツ)」は高いだけありカニ肉の量はたっぷりで卵とカレー風味のバランスも良くご飯が欲しくなる味。
なおボトルの持ち込みは1本につき250バーツ(但しチャージを取られない時もあり・・・)。
(最終来店日:2007年3月)
★スパイスマーケット(SpiceMarket)
アナンタラホテル(旧フォーシーズンズ、旧リージェント)の中にある老舗の高級タイ料理レストラン。店名通り各種のスパイスを利かせた料理が多く、一般的なメニューからタイ料理の枠を超えたヌーベルっぽい世界にも踏み込んでいる。
料理をオーダーして待っている間には先付け(?)のようなモノが出てくる。刻んだ赤タマネギ、干したココナッツの身、カシューナッツ、揚げた小エビみたいなものを葉っぱに包んで甘いソースに付けて食べる、というもの。不味いわけでも美味いわけでもなく不思議な味。「ゲーン・ペッ(THB350)」はココナッツミルクベースのローストダック入りレッドカレーで、濃厚なスパイシースープはご飯が欲しくなる。鴨肉の旨味(特に皮回り)も美味。
「挽肉とバジルのチャーハン(THB290)」は文字通りの具を使ったチャーハンの上に目玉焼きが乗っている。他で食べるような濃厚な味付けを期待していたのだが意外にあっさりしており、具とご飯と味付けがバラバラって感じ。店名通りスパイスの香りでいただく一品、といったところでしょうか。
「仔羊のグリーン・レッド・イエローカレーソース添え(THB880)」は焼いた骨付き仔羊にレッド・グリーン・イエローのカレーソースがかけられている。グリーンカレーのソースが深みのある味で一番美味しいような。
「アジと生野菜の辛味噌添え(THB250)」はエビベース(カピ?)の激辛ペースト(というかスープに近い)をアジの塩焼き、生野菜、茹で野菜、野菜の天ぷらにつけて食すもの。辛味噌は最初甘いのか辛いのかよく分からないが気づくと舌が痺れる辛さ。アジの塩焼きは普通に美味しい。野菜の天ぷらは明日葉のような葉っぱ野菜を揚げており、これも普通に美味しい。しかし生のインゲンなんて何故食べるのでしょう?
ホテル内なので禁煙。ボトル持ち込み料はなんとTHB1,000!ワインのボトルがTHB1,400〜なので仕方ないとはいえ・・・。
(最終来店日:2009年5月)
★香宮(ShangPalace)
シャングリラ・バンコクの中にある世界に名だたる高級中華料理レストラン。各国のシャングリラホテルに入っており(但し最悪なことに日本のシャングリラ東京には入っていない・・・)、夜は高いので昼飯時の飲茶がお得感あり。
700バーツ程度で点心食べ放題のコースもあるが、普通の人なら量的に不利なので単品で注文した方がベター。「チャーシューパイ(THB65)」は甘めに味付けした刻みチャーシューをパイ生地で包んで焼いた代物。パイ生地のサクサクした食感とチャーシューのしっとりした食感のバランスが絶妙。
「揚げワンタン(写真左:THB70)」はパリッとした食感の中にジューシーな肉汁が詰まっており、濃厚ながら野菜の甘みも味わえ美味。「鶏肉春巻き(写真右:THB65)」はしっかりした皮の中に均等な大きさに刻まれた各種の具材が相まっており、文句の付け所がない春巻きです。
「エビ餃子(THB90)」は大振りなエビが詰まっており決して高くない。
「豚肉焼売(THB75)」はジューシーな豚肉と上に乗せたカニの卵のプチプチした食感が美味。さりげないけど贅沢な一品です。
「小龍包(THB65)」は蒸し方の問題なのかちょっとベタベタしており、台北で食べられるレベルと比べるとがっかりするかも。
点心以外のメニューも紹介。「BBQ前菜盛り合わせ(THB520)」は鴨肉・豚肉・クラゲの組み合わせ。特筆すべきは豚肉チャーシュー!肉の旨味を見事に閉じこめ中華っぽい風味豊かな味付けが絶妙にマッチしており、笑顔なしでは食べられない。上質な豚なのか脂身が全然しつこくなく旨味しか感じられません。鴨肉はパリっとした皮と柔らかい肉感と優しい味付けが楽しめる。クラゲも美味しいが想像の範囲内、ってところ。
「ホタテと卵白のチャーハン(THB380)」は卵白のフワフワ感にお米と刻んだホタテとキュウリが絡まっており淡泊な優しい味。上にかかっている金糸状のふりかけっぽいのもホタテを揚げたものでアクセントになっている。
ホテル内なので禁煙。ビールを含めて酒類は異常に高いので注意!ビール1杯220バーツ、紹興酒のハーフボトルが600バーツ・・・。
(最終来店日:2009年5月)
★ジャスミン(Jasmin)
スクンビット通りの「タイムズ・スクエア(「デルタ・グランド・パシフィック」の向かい)」の3Fにある中華料理店。一見何処にでもありそうなレストランだが何故だか安い!
北京ダックは一匹THB790と日本と比べると破格で、味も本格的!とにかく此処では北京ダックを!
残りの身は挽肉状にして味噌味で炒めた物をレタスで包んで食すのがお薦め。「ほうれん草のニンニク炒め(THB180)」はオイスターソースとニンニクの相性がよい一品でご飯が欲しくなる。昼時には点心中心の飲茶スタイルのランチがある。一皿の量は少ないのでついつい手が出て・・・。でも点心も安いので問題なし。一番高いのはお酒類ですね。
(最終来店日:2008年6月)
★ソンブーン(Somboon)
スリウォン通りのプラザホテル前に昔からある大衆シーフード料理店。3階建てで飾りっ気のない地味な店だがいつも賑わっている。今では支店も増えており、ここでは「セントラル・エンバシー店」の訪問記をご紹介。
この店が元祖と言われている名物「プーパッポンカリー(殻なし・小・TB400)」はカニの身がふんだんに入っており、カレー風味の溶き卵と油にまみれて何とも食欲が進む。ご飯にかけたい濃いめの味ですね。殻付きの方が見た目は美味しそうですが、食べる本人からしたら殻なしの方がよろしいかと。
「空心菜炒め(THB140)」は見た目通り、というか想像の範囲内の味。如何せん海鮮だらけで野菜不足になるので気になればどうぞ。
なお、この店の名物にもなっている「エビと春雨の土鍋蒸し(小・THB300)」ですが、どうも味付けが口に合わない。見た目は美味しそうなのですが、いざ口にすると・・・。少なくとも本店でも一度失敗しているので、その日の出来映えではなくレシピがダメなんだと思います。
http://www.somboonseafood.com/index.php/jp/site/home
(最終来店日:2017年8月)
★【番外編】ピンクのカオマンガイvs緑のカオマンガイ
プラトゥーナム市場近くにあるカオマンガイ(チキンライス)の有名店が競うように営業していると聞いたので比較してみました。両店を比較すべく持ち帰り弁当をホテルで食べ比べてみました。
先ずは「Go-Ang Kaomunkai Pratunam Chicken Rice」こと店員のユニフォームがピンクで統一されている、通称「ピンクのカオマンガイ」の様子。何でも日本にも進出して、渋谷、川崎、福岡にも出店しているとか。持ち帰りコーナーも行列しています。
次に「Kueng Heng Pratunam Chicken Rice」こと店員のユニフォームを緑で統一した、通称「緑のカオマンガイ」の様子。こちらの店の方が創業は古いようですが、カオマンガイ屋に転換したのはピンクの創業より後だとか。こちらは行列はありませんでしたが、店員さんの愛想はいまいちの感覚。
こちらは「ピンクのカオマンガイ」持ち帰り弁当。左が「鶏肉のみ(中・THB120)」、右が「ライスのみ(THB10)」という組み合わせ。
こちらは「緑のカオマンガイ」持ち帰り弁当。左が「チキンライスセット(THB60)」、右が「揚げ鶏肉のみ(THB60)」という組み合わせ。
スープも並べてみました。左がピンクのカオマンガイ、右が緑のカオマンガイ。見た目で大きく違うのは右(緑のカオマンガイ)のスープには具がしっかり入っています。
両店とも鶏肉・ライスとも存分に美味しく、コスパも最高だし比較するのは大変おこがましいのですが・・・。
■鶏肉:ピンク<緑。⇒どちらも鶏肉の身はしっとりしているのですが、緑の方が皮のプリプリ感が強くて、鶏肉全体の旨味が味わえると評価。
■ライス:ピンク>緑。⇒ピンクの方が炊きあがりがしっかりしていてパサパサ感がなく、日本人向きのようでは。
■スープ:ピンク<緑。⇒緑のスープに入っている具は骨の回りの身ではあるものの、しっかり食感があり「具」として楽しめる。またピンクのスープは香辛料(胡椒?)が妙に主張していてややクセがある感じ。
どちらのお店も早朝から深夜まで(緑は24時間!)営業しているので、チットロムやサイアムに寄る機会があれば是非お立ち寄りを!量は多くないので2軒はしごを!
(最終来店日:2017年8月)
★セントラル・チットロム店のフードコート(Central Chidlom Food Loft)
デパート「セントラル・チットロム店」の7階にある高級フードコート。タイ料理だけではなくイタリアンや日本食、韓国料理も扱っている。とても清潔感があり、常駐しているコンシェルジュ(?)による食器の上げ下げのサポートが受けられる。週末のランチ時など小規模なコンサートなど行っている模様。
鶏の挽肉のバジル炒めが乗った「ガパオライス(THB125)」。タイバジルの風味が効いていて、鶏肉も精肉店で挽いたのではなく、店でミンチにしているようで、食べ応えのある食感。
タイ東北地方の名物麺料理「カオソーイ(THB110)」。パリパリした揚げ麺と中華麺の両方が楽しめる。添えられた唐辛子、高菜漬けで味の調整は可能だが、。ベースの辛さは控えめで観光客向けの味付けのようでやや物足りない。
レストランに入ってがっつり一品を食べられないような時にお邪魔しては如何でしょうか。
(最終来店日:2017年8月)
★コカ・レストラン(coca) 日本にも支店があるタイすきの草分け的レストラン。本店は上記「マンゴーツリー」の近くの路面店だが、ここではサイアム・センターの4Fに出来た新店をご紹介。
鍋を半分に仕切って2つのスープを味わうことが可能(左がオーソドックスな鶏ガラ、右がトムヤムスープ)。その中に好きな具材を放り込んでパクチー入りの辛いつけだれにつけて食べる。なおつけだれは好みのスープで少し割った方が単調な味付けにならない。どの具材も単品でオーダーできるが、
こちらのようなセットメニューもあるので複数人ならこちらの方がお得かも。鍋以外にも「豚肉チャーシュー」といった一品料理も食べられる。
ボトル持ち込み不明・禁煙。
(最終来店日:2007年3月)
★ユー&ミー(YOU&MEE)
「グランドハイアットエラワン」の地下にあるタイの麺料理が中心のレストラン。本来、高級ホテルで食べるようなメニューではないが、屋台などに抵抗感のある客をターゲットにした風変わりな店ですね。小さい店で分かりにくい場所にあるので要注意。
「カオソーイ(THB130)」はタイ東北地方を代表する麺料理で、カレー味のスープに茹でた麺と揚げた麺の両方が入っている。辛さが控えめなのは残念だが出汁のコクは出ている。
「鴨肉入り汁無し麺(THB140)」は醤油ベースのタレにほうれん草入り麺を和えて食べるのだが、味にクセはなく「油そば」を想像すると物足りないかも。鴨肉は身がしっかりしておりジューシー。「エビシュウマイ(THB80)」はどこでも食べられるような味なのでここで食べる意味なし。
ボトル持ち込み可否は不明。
(最終来店日:2008年6月)
★ハーモニック(Harmonique)
BTSサパーン・タクシン駅からニューロードを北上し、マンダリンオリエンタルホテル、OPプレイスを越えた路地を左に入ったところにあるタイ料理レストラン。中華系の経営者らしく中華テイストが織り交ぜられている。雑貨店も併設している店内は如何にもアジアンな雰囲気。
まず勧められるのがのが「タイ料理前菜盛り合わせ(2人前THB180)」。これを先にオーダーして残りの料理はじっくり選ぶ、といった感じ。前菜の内訳はエビ春巻き、サトウキビの茎に鶏挽肉を巻いたもの、カニの甲羅にカニコロッケみたいな具を詰めて揚げたもの、最後はタイ風茶碗蒸し。この茶碗蒸しは他にない味で野菜と魚介類の具がたっぷりであっさりして日本のそれと非常に近い。揚げ物に付けるタレが4種類用意されるのも嬉しいお得な一品。
「エビのオレンジソース(THB200)」はサクサクに揚げた天ぷらに近いエビに結構オレンジが強いソースと合わせて食べる。ただオレンジが強すぎてデザートっぽく、個人的にはマンゴーソースだったら・・・、と残念に思う。
「ラーメン?(THB150)」は塩味のあっさりスープの中に白身魚、青梗菜と麺が入っており、中華風の優しい味。
「カオニャオ・マムアン(THB120)」は甘いようなしょっぱいような味付けで煮詰めた餅米とマンゴーを一緒に食べる。マンゴーが美味しいのはさておき、餅米の味付けが絶妙です。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2009年5月)
★カフェチリ(CafeChili)
巨大ショッピングモール・サイアムパラゴンの地下にあるタイ北部イサーン料理レストラン。
「ガイヤーン(THB220)」は鶏もも肉を独特のタレを絡めて焼き上げたものだが、ここのは味付けが薄く身がパサパサしていていまいち。
「豚スペアリブ唐揚げ(THB160)」は甘辛い味付けで揚げた細切れのスペアリブを生野菜と一緒に食べる。スペアリブ自体の味は濃いめの味付けと豚肉のジューシーさが美味。細切れじゃなくもっと大きな身にかぶりつきたい、って感じ。
「イサーンソーセージ入りスパゲッティ(THB220)」はイサーン料理独特の酸っぱ辛いソーセージを使ったペペロンチーノのような代物で、味付けがはっきりしており美味しい。但し麺はパスタではなく焼きそばっぽい感じでややパサパサしている。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2009年5月)
★プリック・キー・ヌー(PrikKeeNoo)
BTSサラディーン駅からシーロム通りの路地を入ったところにある唐辛子がウリのタイ料理レストラン。綺麗な店内でメニューの種類は豊富。「アヒルのスパイシーサラダ(左写真上:80バーツ)」はニンニク等各種香辛料が入ったサラダだがライムの酸味が強すぎる。アヒルの肉自体はちょっと硬いので純粋に野菜を楽しむメニューですね(当たり前か、サラダなんだから・・・)。「ライスクラッカーと豚肉のペースト添え(左写真下:65バーツ)」は豚挽肉が入った甘辛いペーストはコクがあり美味。ライスクラッカーのサクサクとした食感がまた嬉しい。「鶏肉のカシューナッツ唐辛子炒め(右写真:90バーツ)」は大きなぶつ切り唐辛子と鶏肉・各種野菜が炒められており唐辛子本来の辛さが味わえるが唐辛子を食べないように注意。どれも闇雲に辛いわけではなく観光客でも十分に楽しめる味付けですね。
ボトル持ち込み可否は不明だが禁煙なのでご注意を!
(最終来店日:2002年11月)
★シーファー(Seefah)
タイ・イセタン6Fにある大衆タイ料理レストラン(タニヤ他に支店有り)。50年以上の歴史を持つがファミリーレストラン風で気軽にタイ料理を食すことが出来る。「ローストポーク(左写真上:120バーツ)」はごく一般的な中華風の味付けで酒のつまみになる。「鶏肉炒めかけ御飯(左写真下:45バーツ)」は値段の割には食べ応え有り。濃いめの味付けで御飯が進む。「トードマンプラー(右写真上)」はサクッと揚がった食感はなかなかだがすり身になりすぎておりエビの食感は楽しめない。「鶏肉ささみ揚げ(右写真下)」も同じくサクッとした食感を楽しめ酒のつまみに最適ですね。でももうちょっと塩味を効かせてほしいですね。
一人で昼間に乗り込んだのでボトル持ち込み可否は不明。なおHPのURLを以下に。
http://www.seefah.com/
(最終来店日:2002年11月)
★ヌーディー(NOODDII)
タニヤ近くのシーロム通り沿いにあるチェーン店っぽいヌードルショップ。綺麗な店内でファーストフードっぽいがメニューの数は結構多い。「アヒル肉入りタイ風麺(59バーツ)」のスープはナンプラーベースで上品な味なのだがパクチーが強力すぎる。揚げネギの風味などアレンジが見受けられるが余程パクチーの耐性がないと全体の調和が味わえないのは残念。麺は極太平麺で米から作られたきし麺っぽいタイプ。他の店に比べてコシはあるように感じるが個人的には黄色い中華麺が好み。アヒルの肉はやや硬めだが味付けはしっかりしておりスープと合っている。値段も安いし多人数で行って沢山注文すれば好みのメニューが見つかると思います。
(最終来店日:2002年11月)
★麒麟大酒楼(Kirin)
タイムズスクエアの一角にある一見カジュアルな中華料理レストラン。「フカヒレスープ(写真左:300バーツ)」はたっぷりのフカヒレが味わえる。味付けは見た目ほど濃厚ではないが喉が渇く味。「ダックの塩胡椒唐揚げ(写真右:180バーツ)」はしっかり揚げられており皮のパリっとした食感は嬉しいが肉は脂が抜けすぎておりいまいち。1Fはファーストフード風だが禁煙。タバコを吸う人は2F以上の席をリクエストしましょう。
(最終来店日:2002年3月)
★海天楼(HaiTienLo)
パンパシフィックホテルの22Fにある現地人にも人気の高級中華料理レストラン。ホテル内のレストランなのでそれなりに高いので覚悟して臨みましょう。「ダックとキノコの野菜入りあんかけ(写真左:250バーツ)」は醤油味の濃厚な風味が楽しめる一品でチョコチョコつまむには丁度よい。「腸詰めと鶏肉のかけご飯(写真右:200バーツ)」は腸詰めから出る風味がご飯に絡み何とも美味い♪鶏肉もふんだんに入っておりボリュームも十分。勿論北京ダック・ツバメの巣のスープ等々の高級料理も楽しめるので財布に余裕のある方が是非。
なお紹興酒のボトルは1300バーツと他に比べるととてつもなく高いので注意!
(最終来店日:2002年3月)
★明宮(MingCourt)
インドラリージェントホテル内にある中華料理レストラン。「蒸し鶏の紹興酒和え(左写真:150バーツ)」は淡泊な味の前菜で紹興酒で柔らかくなった鶏肉を楽しめる。中華料理としてはサッパリしており口直しによいのでしょうか。「排骨麺(パーコーメン・右写真:120バーツ)」はスープは薄味の醤油系であまり出汁は感じられない。中細縮れ麺は伸び気味でスープの絡みも悪くいまいち。カリカリに揚げられた骨付き豚肉は味付けは程良いのですがちょっと硬すぎる。ホテル内の中華としては安めの価格設定なので手頃に楽しむような店なのでしょうか。
ボトルの持ち込みはフリー♪
(最終来店日:2002年11月)
★MK
シーロム通りの「シーロム・コンプレックス」地下1Fにあるタイすきレストラン(他に支店有り)。タイすきのチェーン店は「コカ」「カントン」等バンコクでも沢山あるが、MKの方が安い値段で食べられる。メニューは他と特段変わりはなく、つけダレの味はパクチーは少な目でやや甘めの感がある。肉類・魚介類を好きなだけ頼んだ後は「グリーンヌードル(ほうれん草入りの麺)」で仕上げると胃がもたれないような気がする。
ちなみにシーロムのMKは禁煙、ボトル持ち込み不可なのでご注意あれ(2度と行かないかも・・・)。
(最終来店日:1998年1月)
【閉店】★チャームタイ(CharmThai)
ホリディインの地下にあるタイ料理レストラン。ホテル内のレストランにしてはリーズナブルな価格設定で、気取りすぎずリラックスした食事が楽しめる。隠れた名店だと思っています。
「前菜の盛り合わせ(下写真:345バーツ)」はトードマンプラー(魚のすり身揚げ)、ポッピアトッド(揚げ春巻き)、サテー(タイ料理か?)などが盛りつけられており、どれも上品な仕上がりで脂っこさが控えめ。付け合わせのソースも他とは違い洗練された感じ。「トムヤンクン(左写真上:250バーツ)」はエビのミソなど素材から出るコクがあり、見た目は赤くないけど辛さは本格的。「アヒルのレッドカレー(左写真下:295バーツ)」は多数のスパイスから醸し出される風味が何とも言えず、辛さも手伝ってかご飯が欲しくなる。ちなみにここのライスは普通のタイ米以外にワイルドライスや白米をハーブなどで緑色に色づけられたライスが楽しめる。「カオニャオ・マムアン(195バーツ)」は綺麗なマンゴーの果実と餅米の異なる甘みを楽しめる。
ボトルの持ち込みはフリー!
(最終来店日:2008年6月)